外から見た信州本として、とても面白く読みました。
私は県外出身者で信州に数年住んだことがあります。
伊藤さんの感覚が良く分かるというか、信州の自然と食べ物に惹かれる部分がよく理解できるのです。
ただ、地元に住んでいる人からすれば違和感があるのではないかと思いました。
スペシャルなものが多く載っています。「チーズ」「ジビエ」あたり...。
(でも、ジビエである鹿の問題はよく耳にしました。都会の方、どんどん買ってください!)
あとは東京から移り住んできた方が割合多く登場します。
この辺がもともとの地元の方から見るとちょっと違うなあと思われるんじゃないかなあと考える所以。
でも意外にも軽井沢とその周辺の地域のものは載っていません。敢えて、なのかな?(LEEではよく登場するのに)、含めて東信は上田のパン屋さん一軒のみです。
それと、もちろんイナゴや蜂の子はでてきませんし、漬物もありません。
ただ美味しいものを訪ねて食べるのではなく、基本的に取材のスタイルです。
作る過程を見学したり、取れた材料で料理をしたり....写真も多く楽しめます。
個人的には南信・大鹿村の「塩」を食べてみたい!と思いましたが現地販売だけだそうです。
通販があるところは巻末に情報が載っていますので便利です。
伊藤まさこさんの評価は最近分かれるところですが
文章は相変わらず嫌味がなくて好きです。