ブックレビュー社
システム制御工学の基礎となる「信号」の定義やそれを扱うために必要な数学的知識について解説した教科書 システム制御工学の基礎知識について大学の2,3年生を対象に解説した教科書。全体を7つの章に分けている。
第1章では「信号」の種類や「システム」の概念について記述している。第2章は「インパルス応答」や「たたみ込み積分」などの説明に割いている。第3章~第5章では「フーリエ変換」や「ラプラス変換」,「ノルム」といったシステム制御工学に不可欠な数学的な知識を解説している。第6章と第7章では伝達関数を使ったシステムの記述方法やシステムの安定性などに触れている。
図表と文章を使った解説に合わせて,システム記述用のソフトウエア・ツールの一種である「MATLAB」のプログラム例が載っている点は良心的である。ところどころに挿入されている「コーヒーブレイク」と題したコラムは,システム制御の概念やシステム制御の時代背景を知るうえで興味深い。末尾にある参考文献が,単なる書名だけではなく,著者のコメントとともに紹介されている点も評価できる。 (ブックレビュー社)
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内容(「BOOK」データベースより)
制御工学は専門の技術者だけでなく、多くの技術者が習得すべき学問・技術へと広がりつつある。本書は、大学2、3年生程度の読者を対象に、平易に解説することを心がけた。表現形式としては、インパルス応答、伝達関数、周波数伝達関数、状態方程式などさまざまなものがあるが、それらをフーリエ解析やラプラス変換と関係づけて体系的に説明してある。