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信なくば、立たず―サラリーマン「論語」小説 (光文社文庫)
 
 

信なくば、立たず―サラリーマン「論語」小説 (光文社文庫) [文庫]

江上 剛
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

食品加工製造会社に勤める山田信義は、先代社長の「儲けよりも信頼だ」という教えを忠実に守っていた。だが、社長が息子に代替わりした途端に食肉偽造を強要される。義憤に駆られた彼は、内部告発を企てる(「信なくば、立たず」)。日本経済が低迷から脱し、再び大きく羽ばたくために―。企業や経営者、そしてサラリーマンが本来あるべき姿を示唆する「必読」の一冊。文庫書下ろし&オリジナル。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

江上 剛
1954年兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。’77年に、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。人事、広報等を経ての築地支店長時代の2002年に『非情銀行』を発表。’03年3月に同行を退職し、専業の作家生活に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 294ページ
  • 出版社: 光文社 (2011/3/10)
  • ISBN-10: 4334749240
  • ISBN-13: 978-4334749248
  • 発売日: 2011/3/10
  • 商品の寸法: 15 x 11 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 正義の味方 トップ500レビュアー
2002年に「非常銀行」で作家デビューし、それ以降のメガバンク経営陣、合併、不祥事、金融庁検査等々の自身の経験も含めた銀行小説はそれなりに面白く読んできた。しかしその後は作品によって出来栄えに大きなブレがあり、特に「円満退社」「社長失格」「合併後ー二十九歳の憂鬱」「渇水都市」などは最悪であった。サラリーマン論語小説として第一弾「四十にして惑わず」は聖書と並んで論語と会社生活を織り交ぜた短編集で、まだ新鮮に映った。しかし今回二弾目は、グロテスク、くだらない、意味がない、折角の論語が台無し、こういう形容が当てはまる。話の展開も内容も、もう少し書きようがあると思うが、8編とも見事に変だ。レビュアーの基準は違うだろうが、私には江上氏のどの作品にも五つ星を与えることは無理だ。例えば第1話は、ラッキー・ミート社の材料偽装が内部告発で不正発覚するが、北海道であったような事件だ。第2話は、家電量販店のリストラだが描かれる話は全く漫画そのものだ。第3話は、市場調査会社の課長が昼の蕎麦屋で会うマインドセット爺さんは「孔子」に違いないとなる。ここまで読んできて流石に勘弁してよとなる。第5話の「後世畏るべし」は居酒屋チェーン「民酒(みんしゅ)西荻窪店、店主は小沢次郎、オーナーは鳩山祐三、副店長は仙石太一、料理担当は山岡、荻窪店の店長は菅尚子、その副店長が野田となれば、滑稽どころか、いい加減にして欲しい。第8話の「未だ生を知らず」は哀れな57歳が悲惨で気持ちが悪くなる。江上氏は作品の発表頻度は高くなり結構ではあるが、もう少し作品の構成をしっかりと、質の高い、良質な小説に昇華出来るようにして欲しいものだ。少なくとも江上氏はserious金融小説に期待できるも、教訓めいたもの、荒唐無稽ドタバタ劇はまともに読めない。
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By mshr_s
『四十にして惑わず』に続く、サラリーマン「論語」小説第2弾。
本作もあらゆる目線から論語を学べる短編小説です。
江上さん流の論語の解釈が何通りも出てきて面白いです。
登場人物はどれも近所ですれ違っていそうなくらい身近に感じる人物像だけに、
自分の会社や上司を思い浮かべてしまう読者も多いことでしょう。
月刊誌では掲載されていない書き下ろしの「未だ生を知らず」は、
短編では読み足りないくらい、「生きていくこと」を考えさせるテーマで
とても考えさせられ、共感できました。
前作と続けて読んだことで、論語も身近に感じられるようになりました。
サラリーマンが通勤時に気楽に読むことができる小説ですので、
ぜひ前作と合わせて読んでみて欲しいです。
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