登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
66 人中、65人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
賢人の講話、感動します,
By
レビュー対象商品: 信ずることと考えること―講義・質疑応答 (新潮CD 講演 小林秀雄講演 第 2巻) (単行本)
噂には聞いていたが、小林秀雄の話し方は落語家の志ん生にそっくりだ。 冒頭、「聞こえますか?」と小林秀雄がマイクの調子を 確かめるとき発する声は志ん生そのものだ。小林秀雄は 志ん生をお手本にして講演のしゃべり方を稽古したそう だから、生来似ている声と相俟ってしゃべり方が似てく るのは当然だろう。 私もこのCDを予備知識なしに聞かされれば志ん生が ベルグソンや柳田国男を語っていると錯覚するかもしれ ない。 このCDは昭和49年、夏期合宿の学生相手に講演した もので、内容は CD1: 1 ユリ・ゲラーの念力 2 ベルグソンの哲学 3 近代科学の方法 4 魂について 5 文学者・柳田国男 CD2: 1 信じることと知ること 2 なぜ徒党を組むのか 3 質問の方法 4 「考える」ということ 5 日本の神道 6 親と子 7 歴史は鏡 8 感受性は育つ 小林秀雄は口調と考えと、両方歯切れがいい。言うことが 断定的だ。これは自分の言っていることに自信がある証拠だ。 スプーンは曲がって当然だ。魂というものはあるに決まっ ている。自分の経験と感情こそが本物だ。考えることは信じることだ。 学生相手に一生懸命語り、質問に答えるさまは、まさに 論語に出てくる孔子の「黙してこれを識し、学びて厭わず、 人に教えて倦まず」を彷彿させて、聞き終わったとき涙が 出てきた。
25 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ドグマの中にいるものは、ドグマを知ることはない・・,
By
レビュー対象商品: 信ずることと考えること―講義・質疑応答 (新潮CD 講演 小林秀雄講演 第 2巻) (単行本)
柳田國男が見たおばあさんの「魂」の話は、何度聴いても感動します。「魂はあるか? あるに決まっているじゃあないか。」 ドグマの中にいるものは、ドグマを知ることはない・・。 「考えること」とは、万人が共通に理解できるように考えること。 ・・わたくし個人としてしか理解できないことは、「考える」とはいえない。 「信ずること」とは、わたくし個人として、信念を持って考えること。 ・・したがって、自分が信じたことには間違っていることもありうる。 そのため、「信ずること」には個人としての「責任」が伴う。 甲高い声の小林秀雄の声を聴きながら、 落語を聴いているように、 いや、落語の「隠居」さんの話を聴いている気持ちになってきます。
31 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
現代日本人の論語,
By
レビュー対象商品: 信ずることと考えること―講義・質疑応答 (新潮CD 講演 小林秀雄講演 第 2巻) (単行本)
タイトル通り、この第2巻を含む全6巻の講演は、本を読まなくなった現代日本人にとっての論語であると思う。仕事でくたびれ果てても、寝っ転がって聴けばいいんです。何回も聴いて下さい。時間を経て聴いても全然OKだと思います。10年後、20年後...、死ぬ間際でも良いと思います。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|