安部真弘「侵略!イカ娘」10巻。遂に巻数も2桁に突入、今やれっきとしたヒット作である。
面白くなってきた。
いや、面白いし好きだし可愛いのは前からの事だが
それにより輪を掛けて・・・って素直に思えるのは作者の成長云々もあるだろうが
一番の要因はそれぞれのキャラの成長である。最早過剰にイカ娘だけに頼らないでも、彼女中心じゃなくても
普通に楽しめて普通に笑える、そんな様々なキャラクターの視点から楽しめる
堂々たる良作に仕上がってきた、というのが素直な印象。
その上でイカ娘の初体験も忘れない
基本を忘れない構成とキャラ登場率のバランスの良さも見事なもので、きっとどのキャラが好きでも楽しめる。
そんな巻になっているんじゃないか、って思います。
キャラクターが多くなってきた分
その掘り下げだったり
ギャップ的な演出は相当にピックアップされていて、その点だとエンドレスの物語なのにも関わらず
キャラの変遷的な楽しみもあったりして、その点も中々優れています。
早苗と清美の絡みとか
渚と悟郎の絡みとか、さり気に新鮮で面白かったし
鮎美の護身術のお話はおまけページのカットも含めて出来が凄く良い。
千鶴さんの家事封じのお話も相応に面白くて、今回は一つ一つのネタが快調な感じで。
ギャグ漫画は当たり外れが大きいものとは思いつつも、
この巻は均等に水準以上だとは思った。このままキャラを大切に話を作っていけばまだまだ面白く続けれると思う。
その点も含めて相変わらずこの先を読むのもまた楽しみですね。
中には思いっきり笑える話もあったり。
表紙を見てても思うけど、きっとこれマニア以外が読んでも普通に受け入れられる素質があると思う。
そうなっていけば面白いかな、と。どんどん侵略の場を広げていくイカちゃんに今もワクワクです。