妖精飛び交う屋敷のため、主人であるシックスと訳知りの執事と庭番しかいないキャンブレンシス男爵邸。
政略結婚の見合いから美貌のシックスに恋し、報われない日々経てキャンブレンシス家の秘密を知り、その上でようやく彼と婚約、候爵令嬢マリーシアはそんな家に慣れようと式前に住み込み始めたのですが…。
あとがきにもある通り、二巻目というより前後編の後編です。
一巻目でのシックスのマリーシアに対するあまりのラブ的関心の低さ(無さ?)の理由が明かされる、と言うか、シックスの正体とか、彼の考えとか本心とか…妖精譚ならそれは確かに有り得る設定が面白く読めました。
行方知れずになったシックス、あちらの国に渡ってしまったマリーシアが出会う人はキャンブレンシス家の始まりカーターや黒髪の【彼】。
けっこうどんでん返しにどんでん返しもあったりして、ラノベ故?、きっとハッピーエンドだろうと予想しつつも上がったり下がったり一筋縄では終われなかった(笑)。
あとがきのあとに本編その後の一幕がついてるのですが、元○○なのに生真面目なシックスが、働きすぎから振り子が振れ戻って、ラブ好きに楽しい一面を披露してくれています。
これが彼の本性なら、もう少し一巻でそれらしく仄めかしてくれれば期待して待ったのに〜(笑)。
二巻あっての一巻なので、どちらかだけでなくまとめて読むのが良いと思います。