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価値づくり経営の論理―日本製造業の生きる道
 
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価値づくり経営の論理―日本製造業の生きる道 [単行本]

延岡 健太郎
5つ星のうち 2.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

世界で高く評価される技術力・生産力があるにもかわらず利益が出ない体質になってしまっている日本の製造業。日本企業再生のヒントは価値づくりにある! 技術経営の第一人者が、日本製造業の生きる道を明快に解説。

内容(「BOOK」データベースより)

必要なのは、高い独自性と真の顧客価値が備わったものづくりだ。意味的価値、積み重ね技術など、模倣されない競争力獲得に必要な戦略を示す。

登録情報

  • 単行本: 288ページ
  • 出版社: 日本経済新聞出版社 (2011/9/21)
  • ISBN-10: 4532317231
  • ISBN-13: 978-4532317232
  • 発売日: 2011/9/21
  • 商品の寸法: 19.6 x 13.8 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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22 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
副題の「日本製造業の生きる道」に関心を持って購入した。
この本のキーワードは「価値づくり」であり、付加価値をつけることが生きていく方向性であり、「ものづくり」と「価値づくり」を分けて考える重要性が述べられている。
これを筆者は独自の概念であることを強調しているが、これまで多くの書籍、論文で述べられてきた視点と変わりは無い。しかし今一度利益を獲得するための視点を確認するのには役立つと思う。
この本の良い点として、対象が大手完成品メーカーだけでなく、それを支える中小企業、部品メーカーの視点でも考え方の切り口を明示していることは大きく評価したい(第6章など)。他の同類の本はほとんどが大手企業や完成品しか対象としていないのに対して、中小企業も応援する著者の心意気が伝わってくる。

弱点としては、高圧的に感じてしまう論調。たとえば大手家電メーカーの例では優秀な学生を多く獲得していながら、利益も出せず税金も払わず社会貢献をしていないことを指摘する。その原因がものづくりと価値づくりの違いをいまだに理解していない、とするが、これはあきらかに飛躍しすぎ。大手企業も気づいているのですよ。昨今の企業情報を見ればそのための新しい動きをしていることはつかめます。
あと、製品アーキテクチャー論などの東京大学ものづくりセンター系の論文に目を通したことのある読者であれば、新鮮さは無いと思います。
以上の、よい点とよくない点を考慮して、星三つです。
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By stshn
日本の家電メーカーはものづくりに走って価値づくりを知らなかった結果が現在の姿だとのことだが果たしてそうか?
近年の日本のTVは画質向上、超薄型化、3D化など価値づくりで世界の先端を走ってきたにもかかわらず負けてしまった。
著者はかつて、シャープが長年液晶技術に注力してきたことがシャープの好業績の要因だともてはやしたがいまのシャープの液晶TVは見る影もないことをどのように説明するのか?
著者は東京大学ものづくりセンター系の学者であり、このセンターは擦り合わせ設計を推奨しているが、日本のメーカーはモジュラー型製品の典型である家電製品を擦り合わせで設計してきた結果高コストになり負けてしまったのではないか?
つまり日本の家電メーカーは価値づくりで負けたのではなく、ものづくりで負けたのだ。
技術や現場(特に設計現場)を知らない学者は実業界におけるものごとの現象を理論的に分析することができないので過去のデータを統計的に分析するしか方法がないが、統計的分析結果は過去の現象を説明する上ではある程度正しいかもしれないがその延長線上に将来があると言う学者の言葉は信用しない方がいい。

著者が独自の考えであるという「価値づくり」は一般のマーケティング手法と何ら変わりはない。
コトラーを読んだ方がいい。
著者の出色の作品は、MITで学んだ理論をもとに展開した「MOT技術経営入門」であろう。
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