登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
男と女,
By
レビュー対象商品: 依存 (幻冬舎文庫) (文庫)
単行本(2000年)→幻冬舎ノベルス(2001年)→本書。
匠千暁シリーズの一冊。かならず、前作『スコッチ・ゲーム』から順番に読まなければならない。そうしないとストーリーがまったく分からない危険がある。 推理小説というのではない。主人公たる匠千暁の過去、また登場人物たちの人間関係を描いた物語だ。シリーズをずっと読んできて、思い入れのある人には感慨深い作品だろう。私もそうで、それなりに感動したのだが、いざ振り返ってレビューしてみようと思うと、評価に困る作品でもあった。 いろいろ矛盾もあるし、ディテールのバランスが悪いような気もする。いつも繰り広げられる登場人物たちの推理ゲームにもキレがない。 テーマは理解できるし、主人公たちへの思い入れも感じられるのだが、うーん。 取りあえず言えるのは、シリーズのファンなら読むべき、そうでない人は手を出さない方が無難ということだけだ。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
シリーズの転換点,
By
レビュー対象商品: 依存 (幻冬舎文庫) (文庫)
先行作では脇役だったウサコが語り手をつとめ、 タックの母親問題が描かれるシリーズ第五長編。 タックがタカチに痛ましい身の上話をしている所に、たまたまウサコが居合わせてしまう 「ホームカミング」というパート、そして、その場面に至るまでの経緯や本シリーズ特有 のディスカッションによる推理の試行錯誤が描かれる回想のパートが交互に展開されて いく、カットバックの構成が採られています。 ディスカッションのお題は、オートロックのマンションの出入り口に挟まれている 小石、ボアン先輩が小学生の頃に見た幽霊、隣家の敷地で飼い犬を放置する 未亡人、誘拐した子どもにぬいぐるみを与え、すぐに解放する誘拐犯……etc. どのお題も、最初は軽いノリで議論がスタートするのですが、次第に白熱し、結末では、 予想もしなかった結論が導き出されます。そして、それらがのちに伏線として機能して いくこととなるのです。 ところで、本作では、前作のタカチの父子関係に引き続き、タックの母子関係に 焦点が当てられるわけですが、それ以外にも同級生のストーカー事件が扱われ、 タイトル通り、人間関係における「依存」のあり様が、執拗に描かれていきます。 そうした、あまりに生臭いストーリー展開や、ウサコのいささか生硬で、 教条的なフェミニズム的視点に違和感を覚える向きもあることでしょう。 ただ個人的には、このようなミステリの枠にとどまらない大河物語的展開は非常に興味 深く、シリーズが完結する際にどのような着地を見せてくれるのか、今から楽しみですね。
5つ星のうち 2.0
コノヤロ!,
By IORI "kosumsu" (静岡県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 依存 (幻冬舎文庫) (文庫)
シリーズ物とわからないで読んでしまうと痛い目にあってしまいます。しかし、「文庫の裏のあらすじ」にはシリーズ物などとの記載は一切ありませんでした。このシリーズが好きで、この登場人物達が好きで、この登場人物達の飽く早くことなく繰り返される無駄話と推理合戦、無駄話→推理→断線トークのリオのカーニバルに慣れてて、それが好きな人達だったら十分楽しめたんでしょうね。話の論点から逸脱したトークが山ほどありますが、それも何か海外の風潮っぽくて好きな人は好きかも。しかし私がどうしても納得出来ないのは、お話の割合です!さきほど書いたいわゆる「あらすじ」に書いてあった物よりもずいぶんな割合でどーでもいいようなオートロックの謎解き合戦と、彼等の恋愛回想にゆうに500ページ近く使っているはず。私みたいにシリーズ初読のシリーズ素人からしたら、こんなの30ページの短編の話ですよ。まぁ熱烈なファンからしてみたら高木ブーな話かもわかりませんが。あらすじが100ページで、ドタバタ恋愛推理が500ページってどゆこと?
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|