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侏儒の言葉・文芸的な、余りに文芸的な (岩波文庫)
 
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侏儒の言葉・文芸的な、余りに文芸的な (岩波文庫) [文庫]

芥川 竜之介
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

「打ち下ろすハンマアのリズムを聞け」-芸術の永遠に滅びざることをこう表現した芥川は,死の前の4年間アフォリズムの刃を研ぎ澄まし「侏儒の言葉」を書きついだ.一方,谷崎との2度の論争に底深く覗いた文学の「極北」とは何であったか.死への傾斜をはらんだ,最晩年の双竜ともいうべき箴言集と文芸評論集.(解説=平出隆)

内容(「BOOK」データベースより)

「打ち下ろすハンマアのリズムを聞け」―芸術の永遠に滅びざることをこう表現した芥川は、死の前の4年間アフォリズムの刃を研ぎ澄まし「侏儒の言葉」を書きついだ。一方、谷崎潤一郎との二度の論争に底深く覗いた「文芸上の極北」とは何であったか。最晩年の箴言集と評論集。

登録情報

  • 文庫: 261ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2003/2/14)
  • ISBN-10: 4003600134
  • ISBN-13: 978-4003600139
  • 発売日: 2003/2/14
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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By くにたち蟄居日記 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 芥川龍之介は 日本の近代文学者の中でも最も知的な作家だったと思う。

 彼が初期に書き上げた 王朝物など 日本の古典から作り上げた作品は 工芸品の様に精緻で 読んでいて その美しさにはめまいを覚えるくらいだ。彼が織り上げる日本語の美しさも比類がなく 本当に文章で勝負できる作家だった。

 但し そんな彼自身の剃刀のような知性が 彼自身を切り刻んだ。それが 芥川龍之介という 一つの物語のあらすじなのである。彼の後期の作品は それを書いていること自体が 一種の自殺ではないかという印象すら受ける。彼は自分自身を「むきだしの神経」と自嘲していたと聞いた記憶があるが 外気に触れるだけで 激痛が走るような日々だったのかもしれない。
 「侏儒の言葉」の言葉は 彼の自死の4年前の作品だ。この作品は まだ彼の知性のきらめきを感じさせる。読んでいて 本当に頭の良い方だったと今でも思う。
 但し そんな彼の頭脳が 重荷となっていったのが その後の4年だったのだ。そんな歴史を知っている僕らとして 読んでいてつらいものもある。
 
 
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8 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
侏儒の言葉は、わりといろんなところで読めますが、「文芸的な~」の方はあんまり読むことが出来ないのではないでしょうか。
「文芸的な~」は、有名な谷崎潤一郎との論争のきっかけともなったもので、それに答える「谷崎潤一郎へ答える」ってのも収録されています。

「詩」というのがキーワードになっています。朔太郎なんかも絡んできています。芥川の晩年は、彼の「詩」と読んでいるのが理解できないと何も分からないと思われます。
日本の「詩」の歴史を知るためには必読だと思います。それに後期印象派絵画と文学との比較が多いので、少なくともゴッホとセザンヌは観ておいた方がいいと思います。

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3 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
「我我は神を罵殺する無数の理由を発見している。」

この一文から始まる一節が私には印象的でした。

短い文章の集まりなので、楽にして読めます。
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