レビュー通りとてもよいCDだった。日本の古典楽器を使っているのに古臭くなく、新鮮な感じだった。
お香が入っているCDジャケットを見たのは、初めてだったのでびっくりしたが、武士が香をたしなむ教養を持っていたことを考えると、このCDを作った人はウィットがあり、センスがいいな、と思った。香りも、武士っぽい香り(どんな香りだって感じだが)がした。
2009年WBCの最後のドラマは、サムライジャパンにふさわしい感動的な戦いだった。サムライジャパンの条件は、私利私欲に走らず、生き方の美しさや調和を重んじる義のための戦いだと思うが、まさにそれだった。苦しみのさなかにありながら、だからこそ乱れず、命乞い(言い訳)もせず、見苦しい姿を外に見せないイチローの姿はまさに切腹にのぞむサムライと通じるものがあった。このCDの曲は現代版サムライである、そんな彼らにぴったりだな、と聞いていて思った。