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内容的には『その英語、』の方が盛りだくさんですが、逆にこの本は内容を絞っている分、各解説が充実しており、じっくり読めます。今回も日本人が間違いやすい英語を指摘していて、読書中「ああ、そうだったのか!今まで知らずに使っていた、恥ずかしい!」と頭を何度もかきました。
中でも特に感心したのは、英語にも男性言葉と女性言葉がある、という第10章です。"How....!"、"What.....!"などの感嘆文は主に女性が使い、「なんて・・・なのかしら」といった女性的な語感がある。"lovely"、&quo!t;wonderful"、"terriably"などは女性言葉で、男性なら"nice"、"excellent"、"really"と言うべきなどなど。中学校で英語を勉強し始めて以来、英語は男女共通語であり、日本語のような男言葉、女言葉はないと思い込んでいた自分には正に驚きの内容でした。
ちなみに、この本の例文には全て簡単な口語英語が使われているので(それでも、決して内容のレベルは低くない)、入門者を含めた英語学習のどのレベルの人が読んでも参考になるし、それなりの収穫があると思います。
誤解を恐れず言えば、今や英語は教義で言われる「ネイティブ」の為だけにある言語では全くありませんから、少しでも海外で英語で話が通じた経験のある方は、テスト的な意味での英語力やボキャブラリーはさておき「英語でのコミュニケーション力」に自信を失いすぎる必要、肩身の狭い思いを抱く必要はないと思います。場数を踏めばこのレベルの事はすぐ経験で身に付くはずですし、コミュニケーションで"embarrassing"なのはこういった語彙や言い回しの問題ではない、もっと根元的な部分にあります。
もちろん知っていて損はない知識も沢山載っていますので、「盲信しない一読」をお奨めいたします。
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