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使える経済書100冊 (『資本論』から『ブラック・スワン』まで) (生活人新書)
 
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使える経済書100冊 (『資本論』から『ブラック・スワン』まで) (生活人新書) [新書]

池田 信夫
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

経済が分からないじゃ、すまされない!
経済を理解するためのツール「経済学」をビジネスにおいて最大限活用するには__。「経済書読み」のプロである著者が、ビジネスマンのための効率的な読書法とともに、古典から話題の近刊書に至るまで本当に役に立つ経済書をピックアップ。大変化が訪れるであろうこれからの時代を生きるための実践的ブックガイド。
ブログやtwitterでも活躍し、取り上げた本の売れ行きにも影響を与える著者が、あえていま経済書という紙媒体で基礎知識を身につける必要性を力説します。

内容(「BOOK」データベースより)

経済を理解するためのツール「経済学」をビジネスの現場で生かすためには―「経済書読み」のプロである著者が、古典から話題の近刊書に至るまで「いま本当に役に立つ経済書」をピックアップ。ビジネスマンのための効率的な読書法とともに、未曾有の変化を迎えるこれからの時代を生き抜くために、経済の一歩先の読み方を伝授する実践的ブックガイドである。

登録情報

  • 新書: 248ページ
  • 出版社: 日本放送出版協会; 1版 (2010/4/8)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4140883189
  • ISBN-13: 978-4140883181
  • 発売日: 2010/4/8
  • 商品の寸法: 17 x 11 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 49,417位 (本のベストセラーを見る)
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形式:新書
評者は決して池田信夫の経済政策論を全面肯定しないが、本書は『希望を捨てる勇気』とともに読むべき1冊である。本書はタイトルどおり、経済書を100冊挙げているが、それらは多くが読むべき本である。しかも池田の書評はオマージュして終わりというような気持ち悪い評価に終わらせず(そういうのが多いのである)、当該書の限界をも端的に指摘している。

例えば、「だいじょうぶだあ〜ニッポン経済」などと吼えまくる経済書はここには皆無。また歴史に学ぶとする近年お決まりのテーマ(第8章 賢者は歴史に学ぶ)にしても、決して塩野七生や大河ドラマレベル(歴男・歴女の武将“萌え”レベル?)の経営者向けエンタメ本を勧めたりはしないのである。
司馬遼太郎作品も然り。
因みに歴史書でまず取り挙げられているのは、『コルナイ・ヤノーシュ自伝』である。その他の人物伝では『竜馬がゆく』ではなしに、渡辺京二の『北一輝』。また『坂の上の雲』ではなく、ジョン・ダワーの『敗北を抱きしめて』。

『ブラックスワン』など新しい書物にも目配せは利いているが、古典(『資本論』『国富論』『一般理論』等)にも教科書(マンキュー等)にも頁を割き、バランス的にも分量的にもひとつの読書指針となるだろう。

ここに登場する書物をすべて読むというのは、“トンデモ経済論”の跋扈が目に余る反知性的経済書業界における強力な反撃の武器となり、著者の言うように“道具”となるだろう。ブックガイドとしての有効性において、☆4つを献上できる選書とつくりであり、著者の誠実なスタンスは明らかだ。
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49 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
ひょんなことから著者のブログを知るようになって、もう何年になるだろうか?
本書は、元NHK(NHKスペシャル等を担当したという)で脱サラ後経済学者となり、現在は著名ブロガーでもある池田信夫氏の渾身の活動記録を「書評」という断片で切り取ったもの。
氏のブログ(池田信夫blog、アゴラ)での過去の書評記事を加筆修正したものが大半と思われるが、もしもそれらをご存じないということであれば、本書は恰好の経済書のガイドとなることだろう。
個人的には、「読書案内」である第1章が意外に面白い。また、あとがきでの「経済学はしょせんジャーナリズム」との宣言は、氏のブログでの論説を知る人間としては新味は無いが、関係者にとっては大きな刺激となるのではないか。
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47 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
リストを眺め内容を確認し、著者の手薄な分野がよく分かった。社会保障制度や個別の経済政策・政府規制の実証研究に関する本が殆どないからである。具体的に幾つか下に挙げてみたい。

明らかな誤りとしては、「手当では出生率は向上しない」が筆頭に挙げられる。出生率の高い先進国は家族政策予算が多い(除く米)。機会損失が大きいから子供を産まない、との著者の指摘も山田昌弘教授の調査により否定される。機会損失の大きい高所得女性労働者は4分の1以下の少数派に過ぎないからだ。
『少子社会日本−もうひとつの格差のゆくえ』

シンガポール、スイス、アイルランド、フィンランドといった1人当たりGDPの高い小国がいかなる経済政策・戦略を取っているのかは今の日本にとって極めて重要である。それを知るための著書が『資本開国』しか掲載されていない。研究書ではないが『ブランド王国スイスの秘密』 等で補う必要がある。
『アイルランドを知れば日本がわかる』

日本の社会保障制度関連書も鈴木亘教授の掲載はあるが相当に手薄だ。『大貧困社会』や『脱貧困の経済学』も加えたい。
『脱貧困の経済学ー日本はまだ変えられる』

また、北欧のフレキシキュリティ(積極的雇用政策)と、世界金融危機でも盤石だったカナダの金融システムと規制を分析した著作がリストにあると良かったのだが、理論原理主義的傾向の強い著者はその方面には関心が薄いのかもしれない。

注意点としては著者のブログとの重複が多いので、日参で読んでいる者にとっては既読の記載が多いということである。しかしながら読み返してみるとまた新たな発見を期待できる点も評価したい。日本のネット上のレビューは無意味に賞揚するものが多い、との指摘には爆笑してしまった。

追記:2010年春から著者は漸く社会保障にも言及し始めた。しかし「日本の社会保障の殆どが高齢者向け」「貧しい若者から豊かな高齢者に所得移転している」と最初に指摘したのは飯田泰之准教授である。池田教授の発言は2年以上遅い。
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およそのことを参照するのに便利です
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