著者の他作品をいくつか読みました。興味深い内容なんですが、読後の印象はいつも心理学実験のこと。引用(根拠)を明確にするという著者のスタンスだとは思いますが、私はそれが残念でした。 本書は著者にとって(恐らく)初の取り組みが2点あります。 1つめはマキャベリの「君主論」という具体例がテーマ(今までは『○○の時の(になるための)心理学』といったある種抽象的なテーマばかりだと思いますが)。 2つめは激戦区の新書市場。 これらのことから手に取りましたが、結構オモシロイです。 相変わらず実験に関する記述はあるものの、「君主論」という具体例が元になっているので、それとの対比ができます。 今後も著名作品を心理学で読み解く取り組みを期待します。 (☆1つ減なのは、今後に期待するため)