きっと「ACCESSフォームの概論」とでもいう大学講義があったら教科書で使われそうな本です。
ACCESSデータベースの入出力インターフェース要はフォームであり、フォーム設計の出来如何がACCESSの使い勝手を大きく左右する。
そういった着眼点で、一貫して書かれています。
簡単なテーブルとクエリーを素材事例にしていますが、事柄の内容的にACCESS初心者というよりも、テーブルやクエリーの作成を一通り学習した人がユーザー使い勝手の良いACCESSデータベース設計者となろうとした時に読んでおくと効果の高い本です。
その意味でフォーム設計の作法、又は手引き的な本で、表記は分かり易く、後述される章との関連付けにも配慮されていますが、こんな時はどうする的な事例は本の目的上、掲載例は少なめです。事例集は他書に任せ一貫した着眼点で書かれている所にも教科書的です。
良い所ばかり書きましたが、過ぎてみると自分の中に得たものに対して、設定価格\3000は高いと思います。そういった点でも教科書的です。
私は図書館にリクエストを出し一ヶ月程待って読みましたが、待ってでもじっくり読んで良かったと思います。でもこの価格では個人で買うのは勿体ない気がします。