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それでも、電車を待つ時間や寝る前のほんの数分などの「小時間つぶし」には、向いている。
たわいもないのだ、内容が。
そして、写真と何がマッチしているのか理解できないのだ。
というか、写真が「どうしてそれ」なのか、理解に苦しむのだが、よく考えれば、『使い道のないものを合わせて作ってみた』と思えば、合点がいく。
出版社サイドの提案なのか、作者の提案なのかよく知らないが、ファン以外は、買う必要を見いだせない気がする。
ま、嫌いじゃないですけど、無名の人を使ってこういう事が出来ますか?と聞きたいな(それくらい、たわいないと感じた内容だ)。
稲越氏が切り取った異国の風景と村上氏の言葉は、読んでいる者にも異国の静かな風を感じさせてくれるような気がした。
著書『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』や『ノルウェイの森』が書かれたきっかけや背景ついても少し触れられているので、村上ファンにもおすすめだと思います。
写真があるので単行本の方がよいが、文庫版には新たに2編の文章の追加がある。だから文庫の方を買ったが、当然、写真のクオリティーは落ちる。いい写真が多いので、やや残念である。
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