パク・ヨンハssiといいますと,韓国よりも日本のファンの方が熱心ですから,そこそこ売れると思いますが,心配なのは,韓国で大ヒットして日本ではコケてしまった「チェイサー」と制作会社が同じだということです。
映画は,貧乏生活から脱出するために株をマスターしたカン・ヒョンス(パク・ヨンハssi)が,元暴力団のファン・ジョング(パク・ヒスンssi)一味に関わって,600億の株価操作に挑戦しようというヒヤヒヤもののマネーゲームなのですが,心配したとおり,映画的にはそれほど面白くもなく,それほどくだらなくもないといった中途半端な出来だと思います。
映画の中で,株のことを結構詳しく解説してくれるのですが,実際に映画をご覧になっている方の中に,本気で株の世界に足を踏み込んでいる方がどれだけいるかということです。制作側にその辺りの現状認識ができていないために,独りよがりの作品作りになってしまったみたいですね。
ま,これから株でも始めて見ようかという方には“How toモノ”としてお楽しみいただけるかもしれません。
映画はさておいて,パク・ヨンハssiがお目当てだという方,映画出演は7年ぶりのことで,体型の方はチョッピリ中年のお仲間入りに変貌いたしておりますが,その分役者としてはずいぶん成長していると思います。もう“青春路線”で売るような歳ではありませんので,本作のように観客を惹きつける演技で魅了してくれたヨンハssiを頼もしく思います。
おまけ:「作戦株」とは,隠れた低評価額の株に多額の資金を投入するという裏操作で株価を上げ,多額の利益を得る違法投資で,本作の表題「作戦」も,この作戦株のことをさしています。