内容(「BOOK」データベースより)
戦前より同人誌に習作を発表していた野口冨士男は、仕事盛りの十数年を費やして徳田秋聲の研究に沈潜する。秋聲伝は高い評価を得たが、小説家としての真価が認められたのは半世紀近く後のことだった。本書は随筆家としての文業を、伊藤整、岡本かの子、川端康成、小林秀雄ら記憶に残る文学者たちのスケッチを中心に、初期の単行本未収録の劇評から晩年の随筆に至るまで精選したオリジナル随筆集。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
野口 冨士男
小説家。本名は平井冨士男。1911(明治44)年、東京生れ。慶應義塾大学文学部予科中退、文化学院文学部卒。65年『徳田秋聲傳』で毎日芸術賞、75年『わが荷風』で読売文学賞、80年「なぎの葉考」で川端康成文学賞、86年『感触的昭和文壇史』で菊池寛賞を受賞する。87年、日本藝術院会員。84年から日本文藝家協会理事長を務めた
武藤 康史
評論家。1958(昭和33)年、東京生れ。慶應義塾大学文学部国文科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)