初めて猫と暮らした二人と、初めて人と暮らした猫一匹の、唯一無二の愛と命の記録。
文章と写真に込められた溢れんばかりの愛情と、真摯な姿勢が伝わってくる一冊。
本書は、4ヶ月の闘病の末にこの世を去ったダビデという雄猫と、
著者である飼い主ご夫婦の闘いと愛の日々の記録である。
迎え入れた日の喜びと高揚感と少しの戸惑い。
日々の暮らしの中で、本当の家族という存在になっていく愛猫。
終わる筈など無いと思っていた穏やかな日々。
そして、突然突きつけられる別れの宣告。
二人と一匹の『家族』は、寄り添い、涙し、励ましあい、闘う。
猫の寿命は人よりも短く、多くの場合人よりも早くこの世を去る。
たかが猫、されど、猫。その命は重く尊い。
愛猫にたくさんのたいせつなものを教えられた著者は、人として成長し
命を繋ぐことを続ける。
猫好きの方も、そうでない方も、是非読んで欲しい一冊です。
特に、これから猫と暮らそうと思っている方に。
生き物と暮らすということは、終わりがあるという事から目を逸らさずに
命を預かるという素晴らしい責任を実感することだと識る事が出来ます。
ページを開いてみてください。
日々の何気ない暮らしの中での当たり前に在るもののたいせつさ、
そして、そこに在る奇跡に気付かされます。