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何もかも憂鬱な夜に
 
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何もかも憂鬱な夜に [単行本]

中村 文則
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容説明

芥川賞作家が死刑制度を描いた長編小説
刑務官の「僕」は、夫婦二人を刺殺した二十歳の死刑囚・山井を担当していた――。芥川賞作家が、重大犯罪と死刑制度に真摯に向き合い、生きる者と死にゆく者をつなぐ最後の希望を描き出す。

内容(「BOOK」データベースより)

なぜ控訴しない?―施設で育った過去を持つ「僕」は、刑務官として、夫婦を刺殺した二十歳の未決死刑囚・山井を担当していた。一週間後に迫った控訴期限を前にしても、山井はまだ語られていない何かを隠している―。芥川賞作家が、重大犯罪と死刑制度に真摯に向き合い、生きる者と死にゆく者をつなぐ最後の希望を描き出す。

登録情報

  • 単行本: 144ページ
  • 出版社: 集英社 (2009/3/5)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087712877
  • ISBN-13: 978-4087712872
  • 発売日: 2009/3/5
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.5 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 174,594位 (本のベストセラーを見る)
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
親に捨てられ施設で育った主人公は今は刑務官の仕事をしており、そこで死刑判決に対して控訴しようとしない殺人犯と出会う。
 中村さんの小説を読むのは初めてなので他の作品については分からないが、この小説は不定形の若い心が抱える、このまま何者にもならないのではという不安、一方で何者かになってしまうことも不安だという不安定さのリアリティをよく伝えていると思う。この作品を書いた時の中村さんは30代初め、すでに50代半ばとなった私にはうまく思い出せないひりひり感を書き抜いた。
 施設での友人の死も、主人公をおおらかに受け止めてくれた施設の責任者「あの人」も、殺人犯の山井の描き方も、どこか型通りで、それをうまくつなぎ合わせてまとめているのではという感想も途中に持ったけれど、「生きろ」というメッセージは伝わってくるし、読みながら時々感じる、生きることにまつわるイヤな感じはリアルだ。これはこの時代を生きる若い人にこそ読まれるべき作品なのでしょう。
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6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By NICEDAY
形式:単行本
作者の本を初めて読みました。
ピース又吉さんお勧めでしたね。

(ネタばれ注意)
真下の自殺前に書いた手紙、凶器をはらんでるなと思う一方
そうゆう危うい精神ってきっとみんなあるんだなと思いました。
「倫理」が自分を抑えて、「あるがまま」の自分を抑えている。
いいこと?わるいこと?
大人になっても、その葛藤はあるもので結局「自分」というものは
一生死ぬまで「自分」。
それをどうコントロールするか、コントロールできなくなったら
楽なのか?しんどいのか?
真下と佐久間の対比でもあったのかな?

感受性が豊かであることは、「いらんこと」を考えてしまう
馬鹿になりきれない、気づかなくていいことに立ち止まる、
頭の中のおしゃべりがとまらないのはつらいんだなと。
人の痛みに触れた気がした一冊です。
このレビューは参考になりましたか?
形式:文庫
「死」という文字がこれだけたくさん出てくる小説を始めて読んだ。
でも本当はそんなことなくて、読んでる間ずっと「死」の文字が頭の中を廻っていただけなのかもしれない。
「死」を考えようとして読み始めたわけでは全然ないけど、読んでる間だけは「死」について考えさせられた。
だからって自分の中では何も変わってないけど、結果的に貴重な時間だった、のかな?
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