「何も悪いことをしていないのに、なぜ自分にばかり辛いことが起こるんだろう……幸福と不幸のバランスは、誰もに平等には配分されていない……笑って生きたい。幸せな気分になりたい。願わくば、いつもそうありたい。そうあれればいいのに。(著者あとがきより)」。明るく前向きな言葉もいいけれど、人生はそうした言葉だけでは癒されないほど、辛くて悲しいことがある。本書は、大人の女性のための少しビター味のメッセージブック。「悲しい悲しい悲しいと、苦しい苦しい苦しいと、1万回も100万回も、バターになった虎のようにぐるぐると言い続けて溺れていれば、涙はいつか出尽くし、嗚咽はやみ、悲しみは、乾いた砂漠になるはず」など、魂を振り絞って発せられた一つ一つの言葉が心に突き刺さってくる。何もいいことがなかった日、どうしようもなく落ち込んでブルーになった時、独りがさびしい夜に、あなたの心をそっと和らげてくれる言葉がきっと見つかるはず。
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書店で、綺麗なブルーの表紙に目を惹かれ、内容をパラパラと読んで
みた。もっとじっくり読んで見たいと思った。家に帰って改めて読み
直して、引き込まれた。「あ、私のほかにも同じ事を考えている人、
いるんだな・・・」そう思ったらちょっと嬉しくなった。例えが悪い
かも知れないが、C.ブコウスキーの作品を読んで「そんな風に考え
てるのはブコ、お前だけじゃないぞ!」って思う瞬間に似てる。
つまり、この本の中に語られてるのはウソ偽り、作りのない生の言葉
だという事。私はこの作者の方の名前を聞いたのは初めてだしどんな
方なのかも全然分からない。でもきっと自分のしっかりした「核」(
でもいいし「美学」でもいい)を持ってる方なんだろうな、と思う。
今までの「癒し本」が好きでは無い人にこそ、ぜひ一度手にとって
みて頂きたいと思う。各詩に添えられたイラストもまた、秀逸である。
優しい詩文に心を委ねつつ、本文中に描かれている女性の姿に目をやる。詩文を読む私の心情に応じて、描かれている女性の表情が変化して見えるのが印象的でした。
疲れている人、癒されたい人にはぜひお薦めの一冊です。
本の中に散りばめられた様々な詩の中に、きっと探し求めている何かを見つけることができると思います。
全体的に感じたイメージは
『オトナの皮を被ったオンナノコ』がここにいるって感じです。
永遠少女。だから美しい振る舞いの端々に
無邪気で殺伐として残酷で臆病な小動物が見え隠れする。
>幸福感を感じやすい人は感性が鋭い人
作者はちゃんと自分を知ってるから
きっとこの人生をきっぱりと自分の足で歩ける方なんですけれど
ワタシはこのぷるぷる震える小動物を
すっぽりあったかく包んでくれるおっきな存在があればよいがなぁと
老婆心ながら思ってしまうのです。
(そりゃ並みのおっきさじゃあ溢れ出すに決まってますがね(笑))
薄墨にブルーのみのイラストは
切ないココロに寄り添うようにしっとりとして
やはりどこかしら凛としていて
姉妹さんって違うようで根はひとつなのかも~とか
思わせる風情がございました。
会うべくして出会えた1冊と思えました。ありがとうございました^^
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