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本書はメディアで見る上品な著者の印象を粉々に破壊する。
仕事を追いかける父親、仕事を支えてくれる身近なヒトを大切にする父親、
父親から置き去りにされた母と兄と私の超極貧生活!
貧しさの中に櫻井家族を激励するのは、
父母の郷土の兄弟、祖父母、隣人、友人、自然・・・
一瞬一瞬が四季の変化のごとく美しく、優しく、ユーモアに溢れ
櫻井家族を包み込む。
そしてもう一つ櫻井よし子を卑屈に育てなかったのは
理不尽な父を決して非難しない母、理由は「愛した自分を否定すること」
兄の中学時代、横道にそれた兄を矯正すべく
九州から新潟へ引っ越してしまう母の強さ、母の姿勢!
子供は懸命に働く父と母、祖父母の背中を見て育つという。
背中から見た父と母、
これから結婚するひとに、夫婦関係、家族関係で悩む全てのひとに
読んでもらいたい一冊!
それはどんなことでも、過ぎてしまえば笑い話になってしまうモノよ、
どんなことでも、乗り越えてやっていくことが出来るモノよ、
「なにがあっても大丈夫よ」とい子ども達に、またきっと自分自身に言い聞かせたお母様の意識が流れているからではないでしょうか。
故ナンシー関にして「お上品爆弾」と形容された著者。
品の良さは文章の言葉から、爆弾ぷりはその生き様(特に大学生時代のエピソード)からかいま見られます。
ジャーナリストとしてブラウン管の向こう側、遠い存在かとばかり思っていましたが
血の通った熱い文面と軌跡に、親近感も覚えたりします。
すんごく辛いことがあったりして
この本を読むと
「まだまだ甘いな、私ってヒヨッコじゃん」とも思えますし
「確かに、何があっても大丈夫だ!まだまだいける!」とも思えます。
セラピー本とかではないのですが、
がっつり励まされて渇も入ります。
前向きになれて勇気づけられもする一冊!
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