著者は体育学(そんなのあるんだ、へぇー)修士で
医学博士という肩書き。
私は短期間で太ってしまって、ダイエットをした。
最初は単に痩せる方法?ばかりに夢中になったが、
目標の数値になり、ダイエットにほぼ終止符を打った今、
興味があるのは、体脂肪ってどんなふうに作られるのか、
どんなふうに減るのか、そもそも体脂肪ってなんなのか?…だ。
この本はタイトルもずばり「体脂肪−脂肪の貯蓄と
分解のメカニズム」1冊まるまる体脂肪について書かれている。
構成や働き、どんな種類があるか、どうやって作られるか、
どうすれば分解されるのか、分解されるとどうなるのか、
悪くいわれがちな体脂肪だけど、注意点も書いてあり、
体脂肪の持つ良い面もとりあげている。
食事や運動と、体脂肪の関係も書いてあって
今後、再び肥満になりたくない私には
体脂肪というものの医学的・科学的な知識を把握して
生活に役立てたいと思える1冊であった。
図やイラストもふんだんに使ってあり、文章だらけでないし
文章もとても読みやすくしてある。
できるだけ簡単に説明しようとする親切さが感じられるが
多少の難しさもある。
一般的な人は医学の知識はほとんどないし、文中の単語について
下に説明が書かれているが、それからして少しばかり難しい。
今後はこの本をきっかけにして、更に、人間の身体のメカニズムや
もっと踏み込んだ「体脂肪」についても知りたいと思った。
同じ著者の「からだ読本シリーズ(このシリーズは比較的
読み易いと思う)」で「筋肉」というのも読んでみたい。
ただ堅苦しいだけの内容ではないので、体脂肪に興味のある人は
ぜひ読んでみて欲しいと思う。