旧作「体系的に学び直すデジタルカメラのしくみ」に最新のデジタルカメラの技術等を追加した改訂版です。
日経のこの「体系的」シリーズは大好きでほとんどすべてを読んでいます。他に、体系的に学ぶケータイ、インターネットセキュリティ、無線LAN、次世代DVD、コンピュータ言語、検索エンジン、データベース等が出ています。
デジタルカメラでは、旧作のタイトルは「体系的に学び直すデジタルカメラのしくみ」です。"学び直す"が旧作で"学ぶ"が新作なのは少しおかしいですが・・、旧作の「体系的に学び直すデジタルカメラのしくみ」の古本が今日現在もマーケットプレイスでほぼ定価の価格で売られているのを見ても、この本の人気度が解ります。
内容は期待通りで、序盤のデジタルカメラの歴史、カタログの読み方では新しい最近の情報が加えられ、第2章以降の技術としくみは構成が大きく変わり、より解りやすいように改変されています。旧作では「第2章 レンズ、CCD・CMOS、シャッター」とひとつだったのが、新作では「第3章レンズ」と「第4章 撮像素子(CCD、CMOS)」に変更され、より詳しく解説されています。
また、「第5章 デジカメを支える機構・技術」では、画像エンジン、デジタルズーム、ISO感度と画質、手ぶれ補正、ホコリ除去、ライブビュー、顔検出とスマイルシャッターなど、技術別に基本的なしくみや違いが解説されています。
これだけ幅広い範囲が解説されていると、ひとつひとつの項目は深く掘り下げることは難しいと思いますが、文系の自分にとっては十分な内容でした。
広告の解説に「デジタルカメラに詳しくなりたい方のための教科書」とありましたが、その通りだと思います。全体的なことを本書で読んで理解し、各項目で更に深く知りたくなれば、専門書を別に買って読めば良いのではないでしょうか。