少(わか)くして学べば、壮にして為(な)すことあり。
壮にして学べば、老いて衰えず。
老いて学べば、死して朽ちず。
――佐藤一斎
儒学者・佐藤一斎の語録『言志四録』の一つ『言志晩録』の第60条に記された言葉である。「人間は一生学ぶことができる。老いて学べば、死後もその名は朽ちることがない」というのである。
一斎の門に学んだ者は、渡辺崋山、山田方谷、横井小楠、佐久間象山など数多く、象山の弟子には、勝海舟、吉田松陰、坂本龍馬などがいる。弟子ではないが、西郷隆盛の座右の書が『言志四録』であったことはよく知られている。
『佐藤一斎「人の上に立つ人」の勉強――45分で「人生を変える贈り物」が手に入る!』(佐藤一斎著、坂井昌彦訳、三笠書房・知的生きかた文庫)は、一読の価値がある。