昨日、発売日前日タワーレコードで購入。全曲2回通して聞きました。
この曲に関しては作曲者の自伝が非常にインパクトがあり、またTVでのせみドキュメンタリー
にて被爆2世であり、また聴力を失った点が強調され、これまで曲の実像がつかみにくかったところ
があります。
残念ながら東京芸術劇場での抜粋版は聞き逃したので、昨年8月14日の京都における全曲初演を
わざわざ東京からでかけ、聴いてきました。
ところが、全般的にあっさりした解釈の秋山さんの指揮がつぼにはまらず、この曲の本当によい姿が
どういうものかつかみきれずにもどかしい思いでいました。
そして今回購入したCD。全曲を通じで非常に強い集中力で演奏され、録音がよいせいかオーケストラの
各パートの解像度が高い、すばらしい演奏になりました。
大友さんの解釈と東京交響楽団の上質なアンサンブルにより、ようやくこの曲の真の姿と出会えた
ことに、心より感動、かつ喜びに感じております。
本来交響曲とは音楽の百獣の王のようなポジション。変にデフォルメされた矮小な作品が横行した
現代音楽系交響曲とはちがい、巨大なスケールが本当の交響曲とは何かを、改めて知らされました。
今後本当にベルリンフィルが演奏してくれるといいですね。私にとってもそれは夢です。
そしてすでに完成されているという交響曲第2番も、いつかぜひ聴いてみたいものです。