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住宅政策のどこが問題か (光文社新書)
 
 

住宅政策のどこが問題か (光文社新書) [新書]

平山洋介
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

借家から持家へ、小さな家から大きな家へ、マンションから一戸建てへ......戦後日本では、住まいの「梯子」を登ることが標準のライフコースとされ、政府・企業はこのような「普通の家族」を支援し、そこから外れた層には冷淡な保守主義の姿勢をとってきた。ところが、時代が変わり(経済停滞、少子・高齢化、未婚と離婚の増大......)、さまざまな人生のかたちが現れ、「持家社会」は動揺している。
さらに、90年代末~住宅システムが市場化され、住宅資産はリスクをともなう不安定なものになりつつある。ローン破綻のあいつぐ事態が、これから日本で起こらないとも限らない。
本書は、グローバルな潮流をふまえ、住宅システムの変遷を検証する。そして、日本社会が新自由主義から何処へ向かうべきかを考察する。

内容(「BOOK」データベースより)

借家から持家へ、小さな家から大きな家へ、マンションから一戸建てへ…。戦後日本では、住まいの「梯子」を登ることが標準のライフコースとされ、政府・企業はこのような「普通の家族」を支援し、そこから外れた層には冷淡な保守主義の姿勢をとってきた。ところが、時代が変わり(経済停滞、少子・高齢化、未婚と離婚の増大…)、さまざまな人生のかたちが現れ、「持家社会」は動揺し始めた。さらに、90年代末から住宅システムが市場化され、住宅資産のリスクは増大した。ローン破綻があいつぐ事態が、これから日本で起こらないとも限らない。本書は、グローバルな潮流をふまえたうえで、住宅システムの変遷を検証する。そして、日本社会が新自由主義から何処へ向かうべきかを考察する。

登録情報

  • 新書: 312ページ
  • 出版社: 光文社 (2009/3/17)
  • ISBN-10: 4334034993
  • ISBN-13: 978-4334034993
  • 発売日: 2009/3/17
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
・なぜこんなに住みづらい世の中なんだろうか。きっと、理由があるはずだと考えた方にこの本をお薦めする。就職してにアパートに入り、結婚して少し広い賃貸マンションに移り、子供ができて分譲マンションや戸建てを取得する過程を住宅すごろくという。我が国に高度成長期を担ってきたサラリーマンたちはそうした持ち家取得をゴールとする人生設計を走ってきた。しかし、今の20,30歳代はどうだろうか。
・そして、現在、ハウジングプアーの問題もでてきた。
・この本では、男女、年齢別に住宅の現状を詳細に分析している。そして、何が問題になるのかも指摘している。
・住宅は、私たちの生活に希望と勇気を与えてくれる基本的なものだと思う。
このレビューは参考になりましたか?
11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
 “いずれは持ち家に住みたい”と願うのはごく自然なことだと考えていた.が,その背景には,家族向けの融資制度や企業の福利厚生制度など「家族」や「企業」に依存した日本独特の住宅取得システムが働いているからなのだと本書を読んでわかった.
 
 住宅政策を正面から取り上げる本が稀少ななかで,「住まい」についての疑問に答えてくれるとともに,具体的にそのあるべき方向について提起した力作である.本書が新書として出版された意義は大きい.

 また,建築・住宅のみならず,社会保障や福祉国家の勉強・研究をする人にも大いに参考になると思う.住宅システムと福祉は密接な関係にある.
 
 女性,若者,団塊の世代,高齢者などのグループごとに実証的データに基づき住まいの現状と問題点が述べられている点もわかりやすい.

 私たちは心のどこかで住まいについては「自己責任」と諦観してはいないだろうか.もう一度,社会問題としての住まいの問題に著者のように真摯に向き合うべきではないだろうか.
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 横尾
形式:新書
 発刊当初直ぐ購入し、最近再読した。内容は豊富且つ緻密で、再読しても教えられるところが多い。本書によって、多重多層的な社会における日本の住宅事情がよく理解されると共に、統計資料に自らの分析的作業を加えることによって新たな事実が実証される。良書であることは言うまでもないが、知る限りにおいて、我が国の住宅政策論として、漸く欧米のそれらに肩を並べることが出来た初めての書であろう。
 数々の住宅政策論を読んできた。しかし、その殆どが(本書の言う)「主義」への傾倒が著しく、政府統計を適当に配置して、白紙状態の読者を説得しようとしたに過ぎない書物だった。洛陽の紙価は間違いなく下がりつづけ、読み通すに費やした時間を悔やむことが多かった。高名な大学者の著書もこの例に漏れない。
 外国事例の紹介例に至っては、著者自らが殆ど原書を読んでいないか、言語的素養が足りないかのどちらかで、信頼性に欠き、日本語として理解しがたいものも少なからずあった。本書は、最新事情にも詳しく、この方面でも要件を十分に満たす。唯一また随一の住宅政策論書として、強く推したい。
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新書であること自体が価値あり。
... 続きを読む
投稿日: 2009/4/8 投稿者: ludwigrs55
住宅政策・・とは?
 内橋克人「新版 悪夢のサイクル」(文春文庫 2009)、苅谷剛彦「学力と階層」(朝日新聞出版... 続きを読む
投稿日: 2009/3/23 投稿者: kosode
すでに家を持ってる方も、これから家を買う方も必読の一冊!!!
本書は神戸大学教授であり、住宅政策を専門とする筆者が

戦後の住宅政策とその現状を概観したうえで、... 続きを読む
投稿日: 2009/3/21 投稿者: ☆juri+cari☆
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