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有名建築のガイドブックというと、写真がメインで、「どこがいいのかは自分で発見してください」的な解説の少ない類書も多い中、本書では、平面図と著者自身の撮影による沢山の写真を盛り込みながら、建築家がどういう所に、どういう工夫をこらしているのかが丁寧に説明してあり、建築家というのはこんなところまで考えているのかと、驚くと同時に楽しくなります。また、著者の飾らない人柄がにじみでた文章も、好感が持て、読んでいると心地よい気分にさせてくれます。建築とりわけ住宅建築ファンにお奨めできる本です。
著者のわかりやすく柔らかい物腰の解説文が、各々の住宅が建てられた経緯やその環境、或いは建築家がどんなことを考えて設計したのかというようなことまで想像させてくれて、心地よい気分になります。
人を惹きつける建築とは何か、わずかながら答えに近づいたような気がしました。続編が待ち遠しいです。
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