折り紙建築でも有名な著者の東工大教授時代、その研究室に出入りしたメンバーたちの世界各国への旅行記をまとめた本です。表題にもある通り、旅行記の中心的な内容は、世界各国の住宅なのですが、メンバー自身の関心によって、その内容は「西欧の広場」、「ドウブロヴニク」「フィレンツェ」といった街等々まで広がっています。目次にもある通り、「西欧の広場」、世界遺産でもある「ドウブロヴニク」といった街並み、「アマゾンに浮ぶ家」、インドネシアの「サダントラジャ」といた興味深い建築・空間が、多くの写真と共に掲載されていて楽しめます。
難点は、写真がモノクロであることと、メンバーたちが文筆の専門家ではないので、文章の巧拙に差があることですが、目次を見られて、これらの建築や空間に関心を持った方にはお奨めできる本です。