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両方のCDで聴けるのは3組だけで、前作の2番煎じではありません。その3組は、オルケストラ・ド・コントラバスと藤原清登というキング・レコード低音シリーズの看板スター、および今野京(N響)です。何と、今回はゲリー・カーが入っていないのです。この大胆な人選には驚きました。
本CDでは、まず最初にリチャード・デイヴィスによる、野太い音で鳴るすれすれの音程が堪能できます。
この後は、何と78回転の赤盤でしか聴けなかった、クーセヴィツキーの名演が入っています。1920年代後半の録音ですが、素晴らしい演奏です。長身のロシア人が「恐ろしい楽器」で甘く切ない旋律を奏でる、と社交界の話題になっていたことを彷彿とさせる演奏です。ゲリー・カーを割愛してまで収録する意味のあるトラックです。
クーセヴィツキーを聴ける唯一のCDかもしれません。もちろん、他の曲も良いですヨ。
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