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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
傷だらけの凛々しいヒロイン,
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レビュー対象商品: 伯爵の華麗なる復讐 (ハーレクイン・ヒストリカル・ロマンス) (新書)
この作品のインパクトは冒頭から強烈。傷だらけの死刑囚として登場するヒロインは、ヒーローのアイボーン伯爵から娼婦だと思い込まれて買い取られる。伯爵は彼女をパーディタと名付け、自分の領地に連れ帰り、ある男を破滅させるために彼女が淑女に見えるように教育する。実のところ、パーディタは令嬢であり、読み書きもピアノもダンスもできるが、しばらくは周りを欺き続け、教師たちを嘆かせる。彼女が頑として言葉を発しないため、伯爵や他の人たちが彼女を誤解したままの状態が続くが、それにもかかわらず、伯爵も他の人たちもパーディタの良さに魅かれていく。伯爵はパーディタを「あばずれ」「売女」「復讐の道具」と言いつつも、目の前にいる彼女の純真さと自分の認識とにギャップを感じ、復讐の道具を愛してしまったことに苦しむ。 伯爵とパーディタの衝突と苦悩は何度も繰り返され、なかなかハッピーエンドはこない。それでも二人の間には安定した愛情があるため、読者のほうは、二人のやり取りと浮き沈みを安心して満喫できる。また、無邪気でユーモアに溢れる伯爵夫人(アイボーンの母)をはじめ、個性ある多くの脇役たちも活躍し、主人公二人のやり取りから視点が逸れても大いに楽しめる。 シルヴィア・アンドルーの力作の一つ。オススメです。
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