妖精と人間のかけはしをする妖精博士の女の子リディアと
実力で妖精国伯爵の地位をいとめた青年エドガーの
19世紀イギリスを舞台にしたファンタジー。
短編集です。
コウノトリの精が人間のあかちゃんとしてふたりの前にあらわれるお話と、
リディアをけしかけるナイチンゲールの精のお話、
リディアのお父様とお母様の駆け落ちのお話、の三本です。
エドガーとリディアがメインのお話は、
ふたりが婚約する前、すでに両思いだけど、無自覚だった時期のお話です。
あいかわらす、エドガーはあまあまのセリフで
リディアを口説きまくりです。
女たらしの過去のツケをはらいつつ、
せっせと信用を得ようと努力中。
リディアのご両親のお話は、にぶにぶのお父様と
静かな情熱家っぽいお母様のお話です。
お父様はにぶにぶですが、なんだかわからないまま
間違えず選び、けっして譲らない、という心を決めるのも
エドガーとは対極ながら、すっごくロマンティックでした。