エドガーの中のプリンスを消すため、真の青騎士伯爵としての力を得るため妖精国への道を探すリディアとエドガー。
難しくても前向きに進んでいこうとした二人だったが、リディアはマッキール家に現れた予言者ダネルから「予言者の許嫁は他の男の子を生めない」と告げられる。
リディアは自分ではエドガーに新しい家族を、伯爵家に跡継ぎを与えることは出来ない可能性に一人悩み、エドガーはエドガーでリディアは「プリンスの子を生みたくないのかも知れない」と思い悩んで…。
そんな中、ロンドンには不気味な魔物が現れる。
魔物の悲しい生まれと、彼が救われることがエドガーの状況にシンクロする物語で一気に読んでしまいました。
今回、夫婦二人には重い問題が横たわりますが、そこからそれぞれに相手への想いを見つめ何が幸せなのか確認して行きます。ベタベタ回数は抑え気味?なんですが、夫婦の情感がとても良かったです。
またケルピーがすごく活躍、なんか感覚が人間ぽくなった?。すごく頼りになります。レイブン、ニコはもちろん今回はフランシスも担当。
妖精国に関しては、期待した程甘くはないと言うか、ほんとにエドガーの存在って複雑なんだ…と思います。アーミンも大変だな…。
物語は後半、リディアの気持ちを確信したエドガーの吹っ切れ具合が心強いです。きっとすごく大変なことになるんだろうけど、なんかやってくれそう。エドガーがこういう方が安心できる。
マッキール家も妖精国も、実は一枚岩じゃなかったプリンスの組織もいろいろ動き出した。
次の展開もいろいろ心配ではあるけれど、この八方塞がりをどんな形で切り開いてくれるのか、早く次が読みたいです。