ナックラビーの洞窟で、前に進むため今は離れる事を決めたエドガーとリディア。
リディアは彼が居なくても、青騎士伯爵夫人として自分が仲間を率いて妖精精国へ船出しなければならない。
一方、エドガーは真にプリンスを葬り去るため、プリンスとなるべく組織に入り込んでいた。
今回、二人は離れ離れ、お互いの持ち場で自分のなすべき道を探して進みます。
頼るべきエドガーがいない事で、彼の引き受けてきた重責に気が付くリディアは、彼女らしく、伯爵夫人という立場を自分のものとしていっています。
また、これまであまり具体的でなかった「プリンスの記憶」が形となっていて、エドガーが感じる怖れが伝わって来ました。
けれど今回二人、別々に行動してるのに、エドガーなんて全くどうなっちゃうかわからないのに、そこまで不安に思わない(十分、先行き心配なんだけど)のは、全編に揺るぎない二人の絆を感じるからかも知れません。
エドガーやリディアが思い出す、二人の触れ合う場面は、もちろんついニヤついてもしまうけれどなにか幸せな気持ちになります。
エドガー努力の賜物か二人のシーンでは甘えたり応えたり、ここぞって時に思い切りいい決断をしたりするようになったリディアです。
幸せと言えば、ほのぼの?担当レイヴン、今までになくケリーを認めたような…(笑)。ロタとポールも、ある意味、安心しました。そうか、やはりそうになってきてるのか♪。
このシリーズ、一巻につきワン・ステップ、いろいろじっくり進みますね…。
でもってフランシス、エドガーに告白した内容、リディアには告げてないのかな?。
ついに迎えるエドガーの戦い、次にどれだけ進むのか…?。あとがきに「やきもきを楽しんでいただければ」とありましたが、ヤキモキが長引くのは辛い、なるべく早く光が見えて欲しいです。