伝説的なトレーダー、ギャンについて書かれた本です。
28の鉄則は読んでみれば言い古された内容ばかりですが、実際にトレードの中で実行する難しさは誰もが感じることではないかと思います。
ギャン自身のトレンドのつかみ方は独自のシステムを利用しており、とても難解です。
ただトレンドをつかんだ後のポジションの持ち方は意外と簡単だと思います。トレンド転換の際にテスト的にポジションを持ち始め、それから徐々に増やしていくというやり方はせず、ギャンはトレンド転換だとわかった瞬間から最も大きいポジションを持つのです。
その後、もし思惑とは反対方向に向かった場合、即座に損切りを行うのですが、思惑通りに相場が動いた場合は、ピラミディング方式でどんどんポジションを増やしていきます。
先に進めば進むほど、一度で持つポジションが細り始め、その先端にあるポジションがセンサーとなり、崩れ始めたとたん全てのポジションをクローズするという大胆なトレードの方法が主だったようです。
ナンピンとは違い、完全なトレンドフォロー派のトレーダーだったということが良くわかります。