ソシエワールド(エステ・美容)で採用・育成・業績評価、綱八(外食産業)で人事部長をしてきた著者による本で、何よりも非常に読みやすい。
解説にも著者の暖かい人柄がにじみ出て好感を持てるところ、膝を打つところが多かった。内容や構成も、いい意味でブレークダウンされているため、これから採用人事を受け持つ若い人には実践的な教科書になるようにも感じる。
しかし・・・面接担当者を「面接官」と記述していることには、首を傾げざるを得なかった。
いまや警察官でも「オイコラ!」とは言わないが、面接官というのは役人が偉かった時代の言葉だ。
単なる言葉ではあるが、採用人事に携わる人間の意識の根幹に関わるもの。「雇ってやる」という意識は、これから育つ若い人たちには決してもってほしくないことではある。