登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
64 人中、60人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ルールか裁量か,
By
レビュー対象商品: 伝説のトレーダー集団 タートル流投資の魔術 (単行本)
本書は投資の指針として、「徹底したリスク管理」「統計的に裏付けられたルール」に従うことが最も重要だとする。人間はたやすくこの原則から外れた行動をとってしまい、それが市場の歪みと、逆にその歪みから得られる利益の源泉となっているのだと説く。事実、順張りが逆張りよりも有効な戦略であるにも関わらず、個人投資家はたいてい逆張りを挑んでカモにされてしまう。当然、順張りをする投資家が多くなればその有効性は低下するものの、一定のサイクルでその有効性は回復すると著者は言っている。そして、期待値は高いものの負けの回数の多い順張りに、多くの投資家は耐えられない。 「将来の予測はしない」「それさえ知れば負け知らずといった賢者の石はない」など含蓄のある言葉も楽しい。100%で勝てる方法はなく、あるのは勝ち負けを繰り返しながらも長い目では高い期待値を与える戦略だけだ、という思想がはっきりしている。投資の指南書としては非常に具体的で基本的、かつ滋味あふれる本だと思う。 もっとも、著者のカーティス・フェイスについては一定の疑念があることをつけ加えねばならない。実際、彼はタートル実習中にルール以上の過大なリスクを取っていたとされ、また、彼の公開実績はタートル中最も曖昧である。後に彼はファンドを立ち上げるが、たいした額を集められなかった上、50%以上のドローダウンを受けて閉鎖されたということだ。順張りを基本とする取引の有効性は、ジェリー・パーカーなど依然として成功しているタートルらをみても、タートル的運用の基本だということは間違いない。実際、日本の2006年頃に成功を収めたデイトレーダーらも、その多くが順張りで利益を収めたようだ。しかし、カーティス、そして当のデニスでさえ、リスクをとりすぎて自滅し、投資の一線にはすでにいないことは、知っているべきことだ思うし、ルネッサンス等が有する現代の投資技術はおそらくカーティスが考えている以上に高度化しているだろう。
61 人中、52人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
タートルズの本当の秘密の全容,
By
レビュー対象商品: 伝説のトレーダー集団 タートル流投資の魔術 (単行本)
トレンドフォロータイプのメカニカルトレーディングシステムの本。著者がタートルとして経験し学んだことを記している。具体的には、市場の選択法、ポジションサイジングの決め方、参入の時、ストップ(損切)、退出の時期というタートル流トレーディングシステムの全容を解説している。市場参加者の非合理的な行動が、市場にゆがみを作り、そこに取引のチャンスを生む。その優位性を利用して取引を行う。しかしその行動はすべて確率の世界として考え、行動する。 B5サイズ300ページの本であるが中身は濃い。明らかに中級者以上向けの本で、ある程度の基礎がないと読みこなせない本だ。成功の本当の秘密が、「トレーディングシステムではなく、トレーダーのそのシステムを執行する能力だ」という言葉は経験を積んだ者でなければ理解できまい。
35 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
この一冊を理解すれば他はいらないくらいです 最高の良書,
By
レビュー対象商品: 伝説のトレーダー集団 タートル流投資の魔術 (単行本)
私自身、資産運用で身を立てていますが、この本は最高の教科書です。仕事柄勉強のためにあらゆる投資に関する本を読みますが、ここまで具体的に簡潔に書かれている本は珍しいです。初心者であればあるほど、この本は買いだと思います。 野球の野村監督もよく言いますが「データによる精神的優位性」の大切さが痛いほどわかります。その優位性をはじき出す計算式まで簡潔に述べてくれているので実践で役に立ちます。 驚いたのは、タートルズ達が使っていたルールというのは昔から使い古されてきた「ブレイクアウトシステム」だったこと。そして単純な移動平均等を使ってのパフォーマンスがいかに優れているかという現実もわかります。ここでも大切なのが「このルールは結果的に必ず良いパフォーマンスを生む」という信念の末、損失期間中も一貫してルールに従う重要さです。 そして私が本書から即自らの資金管理に採用した「ユニット」という概念。この資金管理、最大でどれだけの枚数をリスクにさらしてよいか、という指標の説明は本当に勉強になりました。この部分を学ぶためだけでも本書を買う価値があります。 著者自身「私は特別だった。自我の否定に苦しむことが皆無で何の抵抗も無くルールに従えた」と言っている。こういう素直な意見も好感が持てる。著者が特別だったが故に、精神的な部分以外の実質的なルール作りに役立つ示唆に溢れかえっている。 名著は数あれど、その中の一冊に数えていい良書。何度も読み返したい一冊です。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|