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伝説の「どりこの」  一本の飲み物が日本人を熱狂させた
 
 

伝説の「どりこの」 一本の飲み物が日本人を熱狂させた [単行本]

宮島 英紀
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

それは、かつてこの国を席捲し、誰もが知っていた飲み物である。誰がどう作ったのか? なぜ昭和を代表する飲み物になったのか? そして、なぜ消えたのか? 謎の飲み物から新しい昭和を描き出す、発掘ルポの傑作!!

著者について

ルポライター。1961年生まれ。熊本県水俣市出身。故・今村昌平監督が主宰した横浜放送映画専門学院(現・日本映画学校)でドキュメンタリーを専攻。在学中、原子力発電所における下請け労働者の被曝実態を追った『われわれの原発白書』(第5回広島国際アマチュア映画祭優秀賞受賞

登録情報

  • 単行本: 271ページ
  • 出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011/11/11)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4041100410
  • ISBN-13: 978-4041100417
  • 発売日: 2011/11/11
  • 商品の寸法: 19.2 x 12.2 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 192,748位 (本のベストセラーを見る)
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「どりこの」は、講談社が大宣伝で売った滋養強壮飲料である。
濃縮液なので割って飲む。
パンに塗れる程ドロリとしていた。
香りはフルーティ。
昭和の最初から、戦前まで爆発的に売れ、消えたこの飲料の
誕生秘話。なぜ講談社がが売ったのか、発明者のおいの語る製造法、等。
しかし、この本で最も面白いのは、この「どりこの」を売り、
雑誌も売った、初代社長野間清治が組織した、講談社少年部である。

成分は ブドウ糖32,34%
    果糖  31,46%
    蔗糖  1,45%
    灰分(カルシウム、ナトリウム、鉄分など)
        0,11%

    PH 3,5(オレンジジュース程度)

ライバルは乳酸菌飲料カルピスであった。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
昭和の初めに売り出され、一世を風靡した健康飲料
「どりこの」とは、いったいどんなモノだったのか?
誰が作り、どこで売られていたのか?
どうして現在、なくなってしまったのか?
など、著者の足で探し出し、紡ぎ直した「どりこの」
の歴史、伝説の数々。

さらに、保存運動まで起こった講談社の有名な「剣道場」
は、当時の少年社員の修行の場であったことなど、発売元
であった当時の講談社の様子まで、生存者の証言や記録から
浮かび上がる。

 店頭で本書を見たとき、本当に大昔、その時でさえ、
既に昔の古〜い「少年倶楽部」に乗っていた小噺の一節に
『「親父さんは元気かね?」「ハイ、おかげ様で。」
「そうかい、どりこのでも飲むかい。」まさか、そのころに
どりこのなんぞ、ありやしません。』
というくだりがあったのを、鮮明に思いだした。
 ハナシの全貌は、というと全く覚えてはいないのだが…。

 本書に載っている「どりこの」の広告も、その「少年倶楽部」
で見た。
 数十年間疑問に思っていた「どりこの」の正体が分かって、
なんとも懐かしい、嬉しい一冊であった。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
伝説の「どりこの」をめぐって、関係者の証言を集めた一冊。
最近急逝した野間佐和子前社長が取材に答えているのは異例ではないか。
「どりこの」を大々的に売り出した初代社長・清治の急逝後、すぐに後継者と目された恒も亡くなる……。
読者は「どりこの」を通じて、社長が急逝する不幸な運命をかかえている講談社の歴史を追体験することになる。

惜しむらくは、筆致が軽すぎること。さらっと読めてしまう。
「どりこの」のように蜜のような濃密さがほしかったですね。。。
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