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伝説となった国・東ドイツ
 
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伝説となった国・東ドイツ [単行本]

平野 洋
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,205 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

EUの中心国であり、戦後民主主義の優等生であったドイツが東西統一を果たしすでに10年が過ぎた。旧東独に留学経験をもつ著者が、長期取材をとおして、その現状を克明に描き、矛盾と劣等感を抱え込んだ旧東独の内幕を明らかにする。



内容(「BOOK」データベースより)

反目し合う二つのドイツ。否定された歴史に育まれた「旧東独人」という生き方は、ヨーロッパに何をもたらすのか。旧東独人に長期にわたる取材を経て、ドイツの最深部を描く渾身の一冊。

登録情報

  • 単行本: 236ページ
  • 出版社: 現代書館 (2002/08)
  • ISBN-10: 4768468330
  • ISBN-13: 978-4768468333
  • 発売日: 2002/08
  • 商品の寸法: 19 x 13.2 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By みずか VINE™ メンバー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
現在ベルリンに住んでいますが、ほんのささいなことから「ここは旧東区域だったんだなぁ」と意識することが多々あります。
壁がまだあるころにこの街を旅したことがあるので今の劇的な変化に驚き、日常生活で東西のなごりを意識するたびに、ここに住む旧東ドイツの人たちがどんな思いでこの生活を受け入れているのかとても知りたいと思うようになりました。

この本は実際に著者がインタビューした旧東の人たちの証言に基づいて書かれているので彼らの葛藤が生々しく伝わってきます。
ここにいたるまでの心の紆余曲折、彼らの苦悩、半ば諦めにもにた挫折感がひしひしと感じられました。
旧東ドイツの人たちの、統一から数年を経た証言というのは一読の価値があると思います。

そういう意味では大変読み応えのある内容でした。

ただ、ところどころで筆者の個人的価値観というか、社会批判が好ましくない言葉(人をあからさまに「ばか」よばわりするなど)で強く現れていることがあり、読んでいて不快に感じるところが気になりました。

自分の著書で考えを述べるのは間違いではありませんが、表現が適切であるかというとかなり疑問を持ちます。
なので星の数はきびしめに三つとさせていただきました。

このレビューは参考になりましたか?
20 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
ドイツの統一問題を扱った本が出るとは期待していなかったので、感激した。多くの東西両ドイツ出身者にインタビューした上で、個々の現象に対して性急な判断を下さず、できる限り多角的にみようとする著者の姿勢がよく伝わって来る。ごくわずかな例外を除いて、著者の解釈、推論には首肯できた。

単なるドイツファンにはショッキングな内容かもしれないが、社会の現実はどこの国でもバラ色ではありえない。著者が意図的に資本主義・社会主義をいうことばを避けているのは明らかであり(その理由を示して欲しかった)、その代替のキーワードになっているのは個人主義と集団主義と思われる。たとえば集団主義という観点からみると、当時の東独が日本社会に似ているというのは非常に興味深い指摘である。
また、元特派員によって書かれたルポルタージュと異なって、類型的なジャーナリスティックなスタイルでない点が好ましい。

このレビューは参考になりましたか?
18 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:単行本
 東西ドイツ人の本音?に迫った、なかなか面白い作品ですが、ところどころ気になる箇所があって評価を下げました。

 私が気になったのは、ドイツ人が再びナチ化するか?という項です。(どんな題だったかは忘れました。)ナチ化するか否かはともかく、ユダヤ人について全く触れられてないところがおかしいです。人種というより宗教の問題であり、ヨーロッパ全土にかかわる問題ですが、ドイツ社会にイスラエルまたはユダヤ人から”必要以上に”圧力をかけられてることを、ドイツに滞在してた著者なら知ってるはずです。
 
 たとえば、ネオナチの若者によってトルコ人の家が焼かれて、トルコ政府が抗議をするのは分かりますが、イスラエル政府からも抗議があるというのは、ドイツ人にとっては納得できないでしょう。
 そういった社会的背景を踏まえず、ただ単にドイツ人の人種コンプレックスや人種差別などといったものが、ネオナチの原因つまりドイツ人の再ナチ化というのは話が飛びすぎます。
 ヒトラーが成功したのは、周辺諸国やバチカンが黙認してたからというのは常識です。人種をテーマにするなら、それくらい遡って丁寧に探らないと単なる人種差別主義ドイツ人で語られてしまい、大変失礼です。

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