エルモアへの熱い思いがひしと伝わってきます。この著者は、ほんとにブルーズが大好きで、その本質がよくわかっているのでしょう。
これで、今までよくわからなかったエルモアのことがだいぶ解明されたのはうれしいことですが、それでもファンにとってはまだ渇望感が残ります。
−そうです、1955年ごろ、エルモアのパブリシティ担当をやっていたオーティス・イーリーはエルモアのプロモーション用の映像を作ったという記載があります。(P92)
えっ!、ホント?!、それなら、動くエルモアが見れる?
−とにわかに色めき立つところですが、残念ながら、イーリー氏はその後の転居等の混乱でそのテープをどこかに失くしてしまったそうです。
ぜひ、私の目の黒いうちに、誰か草の根を分けても探し出してほしいですね。
ところで、この本、復刻盤45回転シングル盤レコード付きで、1000部限定発売。
もちろん、ファンにとってはうれしいですが、私もオーディオセットからレコードプレイヤーを
はずして何年も経ちますので、せっかくのレコードも聴くことができません。
ここは、むしろ、ハードカバーでなく、ペーパーバックにして、おまけのレコードもなしにして、1000部限定なんて言わず、10万部ぐらい刷って、全国書店に流してほしいですね。
それで、少しでもエルモアのファンが増えるなら、そんなうれしいことはありません。