高校対決のラストゲーム、商店街を使用した実物モノポリーがついにスタート。樫森高校の真行寺と桜川女子高校の華之宮は命運を託してサイコロを振り、両校の精鋭メンバーが激突する。
そして、その裏で光明は統合問題解決のため、最後の大仕掛けを画策する。
母校存続を願い、奮闘する高校生たちを描いた現代版国盗物語、ここに終幕。
本作は4作目にして最終巻となりました。
今巻の実物モノポリーにしろ、前のゲームにしろ、テレビ中継という視点で書かれているだけあって、バラエティ番組でも十分使える良い企画です。ただ、もし同様のことをするとしたら、そこそこ事故リスクが伴い、そういうのにうるさくなった今では実現は難しいかもしれません。芸能人を使ってせいぜい街ナカで追いかけっこをするぐらいでしょうか?
それにしても…
これだけの企画を立て、なおかつテレビカメラの前でスラスラと事実上のMCをこなしてしまう高校生・光明は「スーパーマン」ですね。
それに、本当にそんな人居るのか…というような、ある種特殊なオタクがわんさか登場で、楽しそうな高校だなぁ…と素直に感心してしまいました。
また、ゲームだけではなくラブの面でもいろいろありました。
「何よこの急展開!押し倒してからラブラブになるまで、3分もかかってないわよっ!」
…なんてこともありますよ。(笑)
奇跡や魔法などによる「派手な演出」が無くたって、スポーツモノに通じる、ゲームに関わる高校生たちの情熱と熱気が十分伝わってきました。
とにかく面白かったです。個人的には、ビジュアル化するとなおゲームの進行が楽しめるだろうと考えています。そういう意味で、アニメ化に十分耐えられる作品だと思います。
有終の美の★5つです。