本書は、監査実務をユーモアあふれたショートストーリーとして描かれています。しかしながら、内容自体は会計及び監査について非常に詳しく説明されており、監査について今まで学んだことがない人にとっても用語が詳しく且つ正確に説明されています。またストーリーをふんだんに使って説明されていますので内容・情景がビビッド感じられ理解しやすく工夫されています。それに加え‘はじめに‘に書かれている通り、もともと出版を目的に書かれたのではなく、後輩会計士への教育用に書かれているだけに記述に特に解かりやすさを重点とし、ほのぼのとしたやさしさが感じられます。その意味でも監査の‘入門書を読む前に読む本‘といってよい本です。