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会計の時代だ―会計と会計士との歴史 (ちくま新書)
 
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会計の時代だ―会計と会計士との歴史 (ちくま新書) [単行本]

友岡 賛
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

近年、ビジネス教養のひとつとして脚光を浴びている会計学だが、これを勉強しようと思うと、その退屈さに音をあげたくなる。けれども、その「歴史」を追ってみると、ひょっとしておもしろく会計を学べるかもしれない。「複式簿記」「期間計算」「発生主義」など会計学の重要概念誕生の経緯から、「会計士」がどんな仕事をこなし、どんな社会的地位を占めてきたのかまでを辿り、会計だけでなく、株式会社や資本主義社会の問題を考え直すにも格好のテキスト。会計の勉強がイヤになった人もどうぞ。

内容(「MARC」データベースより)

「複式簿記」「期間計算」など会計学の重要概念誕生の経緯から、「会計士」がどんな仕事をこなし、どんな社会的地位を占めてきたのかまでを辿り、会計だけでなく、株式会社や資本主義社会の問題を考え直すのに格好のテキスト。

登録情報

  • 単行本: 217ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2006/12)
  • ISBN-10: 4480063293
  • ISBN-13: 978-4480063298
  • 発売日: 2006/12
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 馬場伸一 トップ500レビュアー
形式:単行本
本書は優れた歴史書である。
優れた歴史書は、「知らないということ自体を知らなかった」ことについて教えてくれる。すなわち、我々凡人が「あって当たり前」と思っているものについて、それが「誰か」の発明によるものであり、そこに人類の創意工夫があると教えてくれるのだ。

本書でいえば第三章「期間計算」がまさにそれだ。
(会社によって開始月は違うが)毎年4月に会計「年度」が始まり3月に終わるという「会計年度」の存在を私たちは「当たり前以前のもの」と感じている。それはそういうものであり、そうしないと予算も決算もできないではないか。会社も役所も、会計年度の存在を前提に財務を活動を行っているではないか。昔っからそうだし。

だがその「当たり前以前」の期間計算は、人類の発明品なのである。詳細は第三章を読んでいただくべきだが、株式会社が存在しなかった時代に期間計算はなかったのである。そして、なぜ「そういうものができたのか」という筆者の「謎解き」もまたスリリングである。

会計の実務にはあまり役に立たないかもしれないが、日常の道具である「会計」の仕組みの形成に深い歴史的経緯があることを知ることはとても面白かった。「会計」に縁のある歴史好きの方には、文句なくオススメである。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By TakahiroPE VINE™ メンバー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
制度や仕組みは、必要性があって初めて構築され、進化していく。

会計制度についても、時代にあった形に常に変化して現在の形になってきた。

それが良く判った。

会計士の歴史も興味深い。

今では会計士は貴重な存在としてその立場を世間に認知されているが、そこに辿り着くまでには歴史の背景もあるだろうけれど、携わってきた人達が着々と築き上げてきたのだと思う。

同じ「士」を関する資格を持っている身としては、考えさせられる「歴史書」であった。

でも、会計はやっぱり難しい。
その印象は覆らず・・・。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
本書は「会計の歴史(2〜5章)」と「会計監査の歴史(1、6、7章)」で構成されている。もちろん両者はつながった話ではあるが、経営者側の話とそれを監査する側の話では視点が逆。初心者が読む際には事前に全体の構成を押さえておく必要がある。

個人的な感想としては、この本の存在意義は後者すなわち会計監査の歴史にあるという印象を受けた。
なぜなら複式簿記の歴史がパチョーロ以降の「伝播の歴史」であり、肝心の成立過程については諸説を並べるだけにとどまっているからである。

一方で会計監査が職業として成立する過程がイングランドとスコットランドで全く異なるなどの話は、現在を知るには歴史を紐解くべしという好例。
もし「公認会計士の歴史」を知りたいのであれば、1章のあといきなり6章に飛んでもいいと思う。
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