ルール1:"ぱなし"と"ぱなし以外"に分ける
ルール2:費用配分の原則
ルール3:保守主義
この3つを押さえれば、
直感的に会計の基本原理を理解できる!
【これだけは知っておきたい「複式簿記」と「財務会計」!】
最近の入門書ではよく、会計は利用できればいい、
だから、簿記の仕組みや財務諸表のつくり方は知らなくてもいいと書かれています。
しかし、それは程度の問題です。
複式簿記や会計の基本的な仕組みや考え方を理解しておけば、
それを応用して新しい会計基準をすばやく理解したり、
世の中の謎解きをしたりすることができます。
勉強法の達人が口を揃えて言うように、理屈が分かれば暗記事項は減ります。
そういう意味で、本書レベルの最低限度の会計知識は間違いなく必要です。
本書を読めば、会計の利益計算とは、経営者、株主(出資者)、
課税当局の間の「バトル」だということが腑に落ちるはずです。
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12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
財務会計ルールの大胆・簡潔・有用な整理,
By QWERTY (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 会計のルールはこの3つしかない (新書y) (新書)
単に通常の会計学の教科書をやさしく噛み砕いたものではなく、会計公準・会計原則を大胆かつ簡潔に整理したビジョンを 提示する意欲作。会計に関する新聞雑誌記事を読んだり 実務的な勉強をしたりするのにかなり役立つと思います。 この本に限らず会計の概念解説書をちゃんと理解するためには、 仕訳を自分の手で書く練習を簿記問題集で別途やる必要は ありますが。 ☆五つにしてもよいぐらいですが、以下の気になる点があったので 四つにしました。 p.23 「企業実態の公準」とありますが、business entityの訳なので 「企業実体」とするのが通例かと。 p.69 減損会計について、「減損の兆候があると判断したら、その資産が もたらす将来のキャッシュフローを今の価値に割り引き、帳簿上の 価格と比較して、将来の収益力の方が低いなら、そこまで帳簿上の 価格を切り下げます。」とありますが、正しくは、割り引く前の CFと簿価を比較して、割引前CFの方が低いなら、割引後の CFまで簿価を切り下げます。(日経文庫「時価・減損会計の知識」 がわかりやすく解説。) p.187 財務会計の利害調整の構図を強調して説明するのは良いと思いますが、 金を会社の外に出したくないので利益の保守的な計上を求めるのは 経営者よりむしろ債権者では。本文のストーリーの進行上、債権者が 出てきていないので、あとがきではこうせざるを得なかったのかも しれませんが。船の購入代金を延払いにするケースも本文に入れて おくとよかったかも。
10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
実務に役立つ簿記入門。,
By まるこ。 (栃木県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 会計のルールはこの3つしかない (新書y) (新書)
実務に役に立つわかりすい簿記の入門本。世の中には、学者向けの簿記入門の本は あふれているが、 「実務」に役に立つ本はあまりない。 この私も会計事務所に勤めてしばらくは 高校の簿記の教科書を参考にしていた。 よくある堅苦しい言い回しは、 会話形式のくだけた文章になっており、 とても読みやすい。 「本はちょっと苦手・・」という人も スラスラ読めてしまうだろう。 また、もう既に会計業務を生業として 活躍している人には 『このように指導すればいいのか』と 目からうろこの一冊。
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
戦わなければ、生き残れない,
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レビュー対象商品: 会計のルールはこの3つしかない (新書y) (新書)
女王さま萌え。編集者・ライターかつ市会議員(現市長)、税理士かつ(元)市会議員という異色の経歴を持つ2人が書いた会計の本。 簡単に3つしかないルールを書くと、 まず、費用を「ぱなし」と「ぱなし以外」に分けることで、単純な費用の出入りだけの家計簿ではなく複式簿記(損益計算書、貸借対照表)を作れるようになる。(ルール1) また、「会計は経営者と株主(出資者)、課税当局のバトル」であり、出資者と課税当局はコンスタントに利益(配当・課税対象)が欲しいので資産(=費用)を使える期間ごとに配分する。(ルール2) そして、一方の経営者はバトルで配当金や税金をたくさん持って行かれないように、なるべく利益を小さく表現する「保守主義」を取る。(ルール3) この3つのルールを理解しておくだけで、小手先ではない(小手指でもない)会計への理解が得られます。 個人的にいまいちよくわかっていなかったキャッシュフロー計算書の説明も充実していたので満足。 会計、簿記の全くの初心者〜かじったことのある人、勉強はしたことないけど実務で携わってる人などにおすすめです。 2人とも市会議員でありながら本に登場する財務大臣を「会計をわかっていない使えない人物」に描くことで暗に会計や経済に理解のない多くの政治家・官僚・公務員を批判している。(松本氏はブログで「実は公務員に複式簿記・会計を分かってもらうために書きました。」と明言している。) これからの和光市に期待ですね。埼玉だけど。
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