ゼミでやっているコーポレートファイナンスとか企業買収とかで必要となる前提知識を補完するために、ということで先生が推薦していた本。
構成としては第一章でどのような経緯、社会の要請があって会社法という法律ができたのかを説明し、その後の三章で会社法の外観をなぞって、最後に会社法のこれからの展望を記して終わりという流れ。
知識そのもの(監査役設置会社とか委員会設置会社とか単純な知識)は少し勉強した人なら大体は知っているというレベルだと思う。200ページほどの本なのでそこまで突っ込んだ内容になっていない。
ただ、現行法がどうなっているかを述べるというよりは、ある問題に対して論点を整理して、その上でどのようなルールが考えられるかを考えていき、最後に現行法ではこうなってます、というパターンが多い。法学を勉強したことはないのでこういうアプローチはなるほどなぁと思う反面、分かったから結論を早く教えてくれよ、と思うこともあった。ただこれは読者が求めるものによって違うので何とも言えない。