屹立する会社たちの一断面を捉えた記録である。
会社に所属するあらゆる者たちによる身を粉にせんばかりの努力、苦心、工夫、
怠惰、気まぐれ、そして時にはどす黒い陰謀と思惑、そうしたものが入り混じり、衝突し、
離散集合を繰り返し、遂には巨大なうねりを形成して人知の及ばぬ意図を持った壮大な龍のように
のたうち回る、その一瞬を一連の特殊な指標と語法によって記録しているのである。
龍の鱗はある時は陽光を透かしつつ誇らしく煌めき、
またある時は粉飾決算と呼ばれる滅びんばかりの腐敗物として怪しげなスペクトラムを放っているかもしれず、
それらすべてが無数に折り重なり、壮大な巨大龍を形作っているのである。
これは、龍神の書である。