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良くも悪くも、モーレツビジネスマン時代と同時代の人なんだなぁ、と思ってしまう(笑)。だって、現代の若者の問題点というのは、『動機(=モチベーション)がない』ということなんだもん。若い人から見ると・・・。どこかの書評で山田詠美が、この人こんなに頑張りすぎて疲れませんか?といったことを書いていて笑った覚えがあります。
各業界の若手の話が聞けて面白いが、正直こんなに危機感薄くて(笑)いいのかって思いました。内容的には、どこかで聞いたことある内容ばかり。
ただ文脈と村上さんのメッセージとしては、
『自立をしたければ、一度会社を辞めてみる必要性がある』
『会社を辞めた場合は、苦しいが、すがすがしさのある顔になる』
というように僕は受け取りました。
だって、精神的に元気なのは一度会社をやめた経験がある人ばかりなんだもん(苦笑)。
でも、キャリアコンサルタントの昨今の主張の大きなものでは、『この変化の激しい時代で、自分の連続的に築いているキャリアを捨てるのは正しくない』といういうのが、大きいのです。その辺を、どう見るのかな?村上さんは。僕は、これは『最後の家族』と同じ、村上さん流の自立への啓蒙書に感じました。
村上龍の座廻しが上手く、主観に流されずに状況や心情が素直に述べられている。また、著者自身も単に善悪で切るのではなく、客観に徹している視点に好感がもてた。企業家たち(特に細江さん)の頼もしさは眩しいくらいだが、一方で、危機感や不安を9時から5時の仕事に埋没することで紛らわそうとする若者の深い孤独感があぶりだされる。
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