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アメリカの労働事情、労働感等が興味深い。
また、なんとなく毎日を過ごす身にとっては、自己把握と自己実現のチェックリストは、つらかった。
日々、気になるけど、考えないようにしていたことを、見つめる、良い機会になると思います。
ワーク・ライフ・バランスとは、読んで字のごとく、仕事と生活を両立させることを言う。その考え方自体は驚くことでもないが、これをビジネス戦略として本格的に採用する企業が増えてきている。
本書でも指摘されているが、単に「働く時間を減らしましょう」だけでバランスが取れるものではない。個人の日頃の生活とバランスを取るためには、今までとは違うやり方で仕事をやることになるかもしれない。その場合、上司や自分を評価する人、あるいは会社がその状況をどれだけ理解してくれ、保証してくれるかというのが問題になってくる。
本書では、仕事と人生を両立するための世界中の企業の取り組みが豊富に紹介されている。日本でも良く知られているフレックス・ワークや保育サポートの他、養子縁組サポートやEAPと呼ばれる社員擁護プログラム、ヘルス&ウェルネス、フレキシブル保険制度など、仕事と私生活のバランスを取るための様々な取り組みが紹介されている。
しかし、これらの例を知るにつけ、会社の協力なしにはバランスを取ることが難しいということがわかってくる。バランスを取るための制度が作られ、その普及のために会社全体が積極的に取り組むような姿勢がなければ、真のワーク・ライフ・バランスが得られないのではないだろうか…。
そう諦めるのはまだ早い。確かに会社の協力が絶対に必要な取り組みではある。しかし、そもそもあなたは自分自身の真の「バランスの取れた状態」を理解しているだろうか?会社に「バランス、バランス!」と訴える前に、自分が在りたい状態がどのようなものか、まずは考えてみなくてはならない。そのために有用なのが本書の最後の章にある「自己把握と自己実現のための演習」である。
やりたいことをやるために周りを変えていくのも、今の生活をより実り多いものにするのも、全部自分次第。仕事と生活のバランスを取るために、自分がやりたいことをやるために、皆さんが今すぐできることは何でしょうか?
歪んだ成果主義の会社に勤務している人材の心は疲弊し他人への配慮に欠けモラルもなくなってくる。自分さえよければ良いと。
その結果、日本全体が低レベルなオトナの集団になってくる。その低レベルなオトナがコドモを育て、数十年後には人間のレベルが低い国民になっていく。
そのことを憂えていると読み取れる。
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