不況と言われ長いが、(私見だが)今後もこの状態は続くと思われる。以前は利益が出ていた会社が、最近の業績が落ちてきた理由を外部要因に求めるのは違うのではないかと、この本は教えてくれる。人員削減等のコスト削減策だけに頼ればいずれは新興国によって淘汰される。経済全体の伸びが厳しい中で、利益を出すにはこれまで以上の工夫が必要になる。その工夫とは人の知恵から生まれるものであり、知恵を生み出すためには従業員の会社に対する安心感やロイヤリティが必要であり、その重要さをわかっている経営者がいる会社は今後もいかなる状況でも力強く伸びていくであろう。また、会社の存在が社会的意義を持っており、その会社を支えるフアンの存在がより一層その会社を強くするであろう、理解させてくれた一冊だ。