「モチベーション3.0」を読んだら、この本を思い出しました。
目次
1.なぜ今、ES(社員満足)なのか
・人間関係や繋がりを求めている若者
・優秀な社員はキャリアデザインを最重要視する
などなど
2.自社のESを知る
・ESを見える化する
・ESポートフォリオ分析
などなど
3.ESの構造を解き明かす
・人が働く動機は何か
・マネジメントの適切さ
などなど
4.会社のビジョンでESは向上する
・そのビジョンは社員の心を揺さぶるものか
・経営ビジョンとリンクした個人目標
などなど
5.マネジメント力とESを同時に高める
・上司の「EQ」を磨く [Emotional Intelligence Quotient]
・オープンな運用で納得感を醸成する
などなど
6.ミッションを与えてESを燃え立たせる
・仕事のミッション付け
・社員のキャリア開発の必要性
などなど
7.ESを高めながら企業風土を改善する
・相互理解がコミュニケーションの決め手となる
・聞くことは話し手に「報酬」を与えること
などなど
8.職場の環境改善はESに直結する
・席替えは大人もワクワクさせる
・ゴールの明確化で生産性UP
などなど
9.明日から始める希望のある職場
・信頼残高
・社員が大切にしたい会社
などなど
CS(Customer Satisfaction:顧客満足)は企業の成果の一つですが、CSをもたらすためには、社員が積極的、能動的に働く必要があります。
「やる気」が起こる状況を誤解しているがために、成果に結びつかないルールが作られていることがあります。
売上至上主義の評価に対して金銭的な報酬を与えるだけでは、顧客満足を得ることができず、継続的な経営は望めません。
金銭以外の報酬が、顧客を満足させるサービスや商品を生み出す創意工夫の原動力につながるのだと思います。
当然、利益が上がった時には金銭の分配が必要でしょうが。
本書に「ES向上だけが企業の経営活動の目的ではいということです」と書いてある通り、企業の目的を達成するために指標としてのESが重要だと思います。
また「【自分の子どもを入社させたい会社】が日本中に増え続けていくことを心から願っています」とありますが、単なる理想として終わらせるのではなく、社会人ひとりひとりが取り組む課題だと思います。
人材育成を考える上での参考書として有益な1冊だと思います。