1.内容
会社・経営と宗教について書かれた、9つの論文を収めた論文集。日本の事例(第1章から第3章)、欧米の会社の事例(第4章から第6章)、比較(第7章は20世紀と21世紀の理論、第8章は日本(絵馬)と西欧カトリック社会(エクス・ヴォート(奉納画))、第9章はマレーシアにおけるマレー人、インド人、中国人)と、多岐にわたる。
2.評価
専門家なら当然買うべき本なのだろうが、大多数の非専門家からすれば、高いので、買うのに躊躇しよう(だから星1つ減らす)。しかし、内容は興味深い。たとえば天理教と経営、、たとえばフランスにおける社食(社内食堂)、たとえば中国人がなぜマレー人やインド人より一生懸命働くのか(本文は差別と取れなかったし、本レビューも差別の主旨ではない)。佐高信さんみたいな、会社における宗教=悪(だから京セラを批判する)という単純な視点を持っていないからか、なかなか面白い作品に仕上がっていると思うので、星4つ。